焼きうどん発祥の地として知られているのが、福岡県北九州市小倉。戦後間もない食糧難の時代に焼きそばを作ろうとしたが、中華そばが手に入らなかったため、手元にあった干しうどんを湯がいて焼きそばのように作った……それから歴史が始まったと言われている。

今では全国各地で食べられるどころか、アフリカのケニアで大ブレイクしているほど人気の焼きうどん。だが、やはり一度は発祥の地で味わってみたいもの。そこで地元の人にどこがおいしいのか尋ね、オススメされた『いしん』というお店に行ってみることにした。

・お好み焼き屋の焼きうどん

お店は、小倉駅から少し歩いた魚町アーケード街の一角(地下)にあった。ここは昭和40年代に喫茶店を始めた先代がレストランBARと業種変更し、現在のお好み焼き専門店になったという。っていうか、お好み焼き屋さんなのか!

だが、焼きうどんも店頭から推してあるのでひと安心。それより何より味がよければすべてよし……ということで、階段を降りて入店。中はオシャレで思ったよりも広々としていた。メニューを見ると焼きうどんだけで結構な種類があったが、オーソドックスな小倉発祥焼うどん(税抜550円)を注文した。

・ハイクオリティーな焼きうどん

先に結論から言うと、ここの焼きうどんはウマい。内心、どこで食べてもそんなに変わらないでしょと思っていたが、特筆すべきはソース。甘めながらもアッサリしていて、これまで食べてきた焼きうどんとは明らかな違いを教えてくれる。しかも、万人受けする味と言えるから、試行錯誤の末にたどり着いたものなのだろう。

また、こだわった食材から作られている一品は、とてもB級グルメとは思えないほどのハイクオリティーさが口から伝わってくる。焼きうどんといえば、どちらかといえばドッシリしているイメージだが、同店のものはスッと口に入ってくるような感覚。細めの麺と野菜の旨味が絡めば、箸が止まらなかった。

・お好み焼きも絶品

そしてお店の看板メニューであるお好み焼きも忘れてはいけない。当然ながら注文したのだが、これまた美味。外はカリッとしているのに、山芋パワーが入っているからか中はジューシーで満足の一品だった。

・相棒も来た人気店

なお、同店には『相棒』の水谷豊さんのサインがあり、なんと『劇場版IV』のエンドロールに店名が登場しているという。焼きうどん好きはもちろん、『相棒』ファンも一度は行くことをオススメしたい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 お好み焼き いしん
住所 福岡県北九州市小倉北区魚町3−2−20 三木屋ビル 地下1階
時間 11:30〜21:45 (LO21:00)
休日 不定休

参考リンク:お好み焼き いしん
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼お店の外観

▼もちろんお好み焼きもウマい

▼自分で焼いてもOK!