今日4月1日は「エイプリルフール」。ネット上では有名企業が手間と時間とお金をかけて、結構大がかりなことをやっている。それはそれで面白いんだけど、手作り感のあるかわいいジョークがあっても良いのではないか? と思ってしまう。

かわいいウソでホッコリするのも、エイプリルフールの醍醐味。それを味わうことができるのが、西武新宿線野方駅周辺である。駅周辺の店舗には、ジョーク貼り紙が掲示されており、それを見るとメッチャ和む! これ、ジョークになってんのか? と思うものまで含めて、心が和むのだ。

・一生懸命考えた感じ

今年で3回目になるこの企画、「エイプリルフール de 町おこし 2017」。各店舗が趣向をこらして、ジョークを考えているようで、手書きポスターは正直地味だ。普段はあまり、ジョークを考えることがない人たちも少なくないかも。その証に、一生懸命考えたであろう様子が手に取るようにわかる。

「某女性大臣着用のメガネあります」(メガネ屋)
「当店のゴム長クツで水たまりもおんぶされないで渡れます」(クツ屋)
「歪んだ性格も治します」(整骨院)
「都合の悪い答弁の記憶も消せる消しゴム販売中」(文房具屋)

……など。今年は以前にも増して風刺的な内容が多いように思う。ここのところ、森友学園問題で揺れる国会や、築地市場豊洲移転問題など、決着の見えない問題が続いているので、ジョーク貼り紙にもその内容が反映されてしまったようだ。ちょっと悲しい……。

いずれにしても、商店街を歩きながら思わず二ヤリとしてしまう貼り紙は、見ていて楽しい。この週末、野方駅周辺を散策してみては、いかがだろうか?

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼これもジョークかな? と思ったらマジだった