時代の流れもあってか、新方式タバコが人気となっている今日この頃。加熱式のiQOS(アイコス)をはじめとする各商品は売り切れ続出。時間が経ってもなお、入手困難な状況が続いている。

そんな新方式タバコの長所のひとつが「臭わないこと」だが、はたしてタバコ特有の臭いはどれだけ抑えられているものなのか。きっとタバコの臭いに敏感な非喫煙者ならば違いがわかるはず! ということで、非喫煙者の男性にアイコスとプルームテックの臭いを嗅いでもらうことにした。

・非喫煙者に嗅いでもらった

協力してくれたのは、人生で一度もタバコを吸ったことがないノースモーキー石井さん(仮名)。彼の鼻は衣服についたタバコの臭いさえも一発でわかるらしいが、結果はいかに。まずは所有者が多いアイコスから嗅いでもらうことにした。

吸っている人から「焼き芋みたいな臭いがする」という声がチラホラ聞こえるアイコス。それだけに、嗅いでもらう前から不安しかないが、実際に隣で吸ってみたところ……な、なんと!

・ほとんど臭わない

ノースモーキー石井さんいわく「全然臭わない」という。いけるやん、アイコス! と思いきや、吸い続けていると「あぁ、(臭いが)きましたわ」との返事。やはり少しばかり臭いはするようだ。

ただ、少しでも離れていると臭いがまったく気にならず。しかも、通常の紙巻きたばこと比べると段違いというから、アイコスが臭わないというのはホントとも言えるだろう。そこに個人差はあるかもしれないが、タバコの臭いを気にする喫煙者にとってはプラス材料の返事であったのは間違いない。

・マジで臭わないプルームテック

続けて、6月から東京で販売されるJTのプルームテックも嗅いでもらった。こちらはまったくと言っていいほど臭わない……ていうか、もはや吸っているのかさえわからないレベルで無臭だというから、吸っているこちらの方が驚いた。

今回はアイコスとプルームテックの2種類の検証であったが、どちらも通常のタバコと比べると比較にならないくらい臭わないという結果になった。まったくのゼロという訳ではないが、周囲を気にする喫煙者にとって新方式タバコがありがたい存在なのは確かだ。

ただし、これらはタバコ。最近では、新方式タバコを吸えるカフェなどもできているが、まだまだごく一部。喫煙者はこれ以上肩身が狭くならないよう、定められた場所でルールを守って吸うようにしよう。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.