【激しい攻防】ドバイの銀行の最高経営責任者を名乗る男に「日本語での会話」を要求したらこうなった!(2ページ目)

・メッセージでやり取りを続けたい

山田君は、とりあえずメールを送れと言ってきた。でも、なぜGメールなんだ? 安全とか何とか言ってるけど、私にはGメールが危険な気がするんだが。出来ることなら、このままここで話をまとめたいんだが。

とにかく、おいしそうな話であるのはたしかだ! 札束でうちのメンバーを殴る絶好のチャンス。ここはひとつ、ハッタリをかましておこう。

「うちの弁護士に話をするから、半日待ってくれ」と軽く吹かしておく。そのうえで今一度、このメッセージでやり取りをしたい旨を伝えると……。

「ノー!」とバッサリ。なぜだ? と聞くと、「内密なことだからだ」と言う。何だよ! 私の協力がなければ、あんただって17億円を手にすることができないじゃないか。だったら、多少融通してくれたってイイじゃないのよ。なんか、腹が立ってきた。

・何様のつもりなんだ……

その後もやり取りを続け、なんとかここのメッセージで連絡を継続しようと試みるも、一向に取り合ってくれない。

彼が指定したメールアドレスに何を送るべきなのかわからない。そして、段々返事が遅くなってきた。山田君のテンションが下がり始めている。

山田君はさっさとメールを送れと言い出す始末。こいつ調子に乗ってんなあ! 私がメールを送らんことには、何も始まらんクセに何でこんな上から目線なんだよ。「今メールを送れるか?」だと? 何様のつもりやねん!

・せめて日本語で

そもそもそれが人にものをお願いする態度かよ! 少なくとも、日本語で「お願いします」くらい、言ったらどうやねんッ!! ムキーッ! 完全に頭に来た!

それでもグッと怒りを堪えて、「日本語にしてもらえませんか? (日本語に「exchange」して)」と言うと……。

「No i cannot,you will have to exchange yourself」、つまり「俺は出来ないから、お前が自分でやるべきだ」という。

それが人にものを頼む態度か?

それが人にものを頼む態度なのか? お前のお父さんお母さんは、そんな風にお前を育てたのか?

もう、こちらから歩み寄ることは、難しいぞーーーッ!! 俺は日本語で行く!(※あれ? 翻訳って「exchange」じゃなくて、「translate」だっけ? まあ、いいか……)。

ということで日本語でメッセージを送ってみたところ、意外すぎる返事が返ってきたーーー! 次のページへ急げーーッ!!

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
Screenshot:Facebook メッセンジャー