動物やヒトが持つ多くの感覚のうち、主な5つの要素を「五感」という。これは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚を示しているのはご存知の通りだ。

今回はその五感の中から「聴覚」にスポットを当てた実験動画をご紹介したい。“水” と “お湯” をそれぞれコップへ注ぐと……実は全然違う音がしていたのだ!

・“水” と “お湯” の音の違いを確かめる実験

実験を披露してくれるのは、サイエンス動画が人気のユーチューバー「Steve Mould」さんだ。そんなSteveさんが教えてくれるのは前述の通り、“水” と “お湯” を注いだ時のそれぞれの音の違いである。

実験方法は、同じのポットとコップを使って水とお湯を注ぎ、音の違いを確かめるという簡単なもの。なお、湯気でわかってしまう可能性もあるため初めの映像にはボカシが入り、音声のみが聞こえるよう編集されている。

しかし不思議だ……なぜなら、水とお湯の音の差がはっきりと聞き取れるからである。これは、筆者のみならずきっと多くの人が同じに違いない。しかしなぜ、水とお湯でこんなにも音に差が出るのか?

動画中の解説によると、水もハチミツと同じで、冷えている時は粘度が高くドロドロだが、温かい時は粘度が下がってトロトロになっているのが原因とのこと。確かに水は固く、お湯は柔らかい音がしているような気もする。

ぜひ、あなたも動画でそれぞれの音を聴き比べてみてはいかがだろうか。きっと、明らかな違いを実感できるハズである。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼「水」と「お湯」の音の違いがわかる動画がこちら