電気加熱式タバコの波が押し寄せている。フィリップモリスの「iQOS」がシーンをけん引し、JTの「Ploom TECH(プルームテック)」が今後巻き返しを図る勢いだ。そんななか、第3の電気加熱式タバコが仙台で発売開始となった。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコの「glo(グロー)」だ。2016年末から販売開始となり、2017年3月にショップがオープンした。そのgloを一足先にゲットして、吸い心地を確かめてみたぞ!

・仙台限定で販売

仙台市限定で販売しているgloは、iQOSやPloom TECHに負けず劣らず人気が高いそうだ。常時品薄状態が続いており、全国的に普及するには、まだまだ時間がかかりそうである。

その魅力のひとつに価格だ。iQOSが9980円(クーポン利用で6980円)であるのに対して、gloは8000円(キャンペーン割引で3980円)だ。Ploom TECH(4000円)とほぼ同等。

・スターターキットの中身

スターターキットには、タバコヒーター(glo本体)とACアダプター、充電用のUSBケーブル。それとクリーニングブラシが入っている。

iQOSのヒートスティックに相当するものは、「ネオスティック」と呼ばれている。コレを本体に挿入して、加熱して喫煙するのだ。

・ネオスティックはヒートスティックより安い

現在発売されているネオスティックは「香ばしいレギュラー」、「さわやかメンソール」、「強烈メンソール」の3種類。それぞれ420円となっており、iQOSのヒートスティックよりも40円安い。

本体にスティックを挿入して、丸ボタンを3秒間押すと加熱が始まる。丸ボタンの “円” をなぞるように、白色LEDが光り、40秒経つと本体が振動して喫煙可能となる。

・箱を持って吸う

実際に吸ってみると、まず気になるのが本体の重さだ。通常の喫煙の状態から比べると、本体が重く感じてしまう。

まるでタバコの箱を持って、喫煙している感じ。最初は結構戸惑う。

しかし、味は結構しっかりしている印象だ。特に強烈メンソールは文字通り強烈! ガツンと来る。紙巻きタバコの強メンソールに匹敵する味の強さだ。もしかしたら、iQOSのメンソールを上回っているのかも!? とにかく、今までにない喫煙体験と言って間違いなさそうだ。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

▼gloはiQOSを凌駕する存在になれるのか!?