2017年2月26日に開催された第89回アカデミー賞では、スタッフが違う封筒をプレゼンターに渡してしまい、最優秀作品賞が『ラ・ラ・ランド』から『ムーンライト』に入れ替わるハプニングがあり、大きな話題となっていた。
そんな、アカデミー賞(オスカー)で話題になったツイートがナカナカ面白いので、いくつか紹介したいと思う。
1.アジア人がいっぱいいる!
現在ハリウッドでは、作品や出演俳優に多様性を持たせようという動きが強まっていることもあり、今年の候補作品&俳優にはアフリカ系が圧倒的に目立った。
しかし、ある視聴者が、「今年のオスカーはアジア人がいっぱいで嬉しい!」と皮肉タップリのツイートを投稿。「今のところ、ジャッキー・チェンと(モデルの)クリッシー・ティーガンしか見ていない」と、アフリカ系は増えたもののアジア系が皆無に等しい状況を嘆いていた。
2.パンダのぬいぐるみを同伴したジャッキー・チェン
そんなジャッキーは奥様や家族を同伴せずに、なんと、パンダのぬいぐるみを両脇に抱えてレッドカーペットに登場! 大使としてパンダの保護をアピールしていたのだが、こちらの投稿は1万回近くリツイートされている。
3.レオナルド・ディカプリオが受け取れなかったオスカー像
2016年の同賞で、ノミネート5回目にして悲願の主演男優賞に輝いたレオナルド・ディカプリオ。彼がプレゼンターとして登壇した際、後ろに並んでいる氷のような像が幽霊のように見えるとして、あるネットユーザーが「レオナルドと彼が受賞出来なかったオスカー像」とツイートし、かなりバズっていたようだ。
4.授賞式に乗り込んだツアー観光客の動画
そして放送はされなかったが、授賞式にお上りさん丸出しのツアー観光客が会場に乗り込み、スターやセレブを目の前にして大興奮する動画も話題に! アカデミー賞をリアルに体験出来たツアー客は、最高にラッキーである。
5.最優秀作品賞の発表間違いに関するツイート
なんといっても今年最大の話題といえば、最優秀作品賞の発表間違いである。この痛恨のミスについては、「これからの人生で大きなミスを犯しても、‟2017年のオスカーで、封筒を渡し間違えたスタッフほどのミスじゃない” と思えばいい」とのツイートが、9万以上の ‟いいね” を獲得している。
世界でも栄誉ある米エンターテイメント業界の祭典では、ハプニングが付き物のようである。来年は、一体どんなことが起きるのか楽しみだ。
参照元:Twitter @flahertykeely、Mashable(英語)
執筆:Nekolas
▼「アジア人がいっぱいいる!」との皮肉なツイート
▼パンダのぬいぐるみを同伴したジャッキー・チェン
▼レオナルド・ディカプリオが受け取れなかったオスカー像
▼授賞式に乗り込んだツアー観光客の動画
▼最優秀作品賞の発表間違いに関するツイート