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2017年2月26日(現地時間)、アメリカで『第89回アカデミー賞』の授賞式が行われた。「映画界最高の栄誉」と呼ばれることも多く、授賞式が大大的に中継されるこの映画賞で、「世紀の放送事故」が発生したのでお伝えしよう。

その事故とは、なんとオスカーの渡し間違え。会場が騒然とするその様子は、早くもABC NewsのYouTubeアカウントで動画が公開されているぞ。

・一度は『ラ・ラ・ランド』が受賞

事故が起こったのは作品賞の発表。長いタメの後、プレゼンターの口から発表された作品名は『ラ・ラ・ランド』。喜びに抱き合うスタッフたち。なお、今年のアカデミー賞は『ラ・ラ・ランド』イヤー。『タイタニック』(97)と並ぶ、史上最多14ノミネートも話題となっている。壇上でのスピーチにも歓声が飛ぶ。だがしかし……

スピーチが進むにつれて慌ただしくなっていく壇上。その不穏な空気は何かトラブルが起こっていることを感じさせる。そして、ついに真相を知った『ラ・ラ・ランド』スタッフの口から本当の受賞者が発表されるのだ。

・本当の受賞者

その本当の受賞者とは『ムーンライト』。この大逆転に会場は拍手喝采、スタンディングオベーションの嵐! 2つの作品のスタッフが壇上でお互いをたたえ合う中、再度プレゼンターから受賞者は『ムーンライト』である旨がアナウンスされる。波乱の受賞式の様子は、動画でご確認いただければ幸いだ。

なお、WOWOWでは本日2月27日21時から「第89回アカデミー賞授賞式」をリピート放送の予定。こちらは字幕ありなので、話してる内容を詳細に知りたい方はチェックしてみてはいかがだろうか。

参照元:ABC NewsWOWOW
執筆:中澤星児

▼混乱の後、お互いをたたえ合う2作品のスタッフ

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