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夢と浪漫を感じる食堂を紹介するこのシリーズ「浪漫食堂」。私(佐藤)は美味しいお店を求めて、宛てもなく彷徨い歩くことが良くある。アッチの道には何かあるか? コッチの道はどうだろうか? そんな風にして気が付けば、1時間以上歩き回っていることも珍しくない。

今回紹介する「キッチン サバナ」は、そうして歩き回った挙句に、当編集部の近くで出会った古い洋食店である。ここのWハンバーグが想像していたよりもずっと大きかった。

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・アクセスは良くない

お店は東京・新宿6丁目にある。最寄り駅は東京メトロ新宿3丁目駅。といっても、駅から約10分程度歩くので、アクセスは良くない。土地勘のない人であれば、たどり着くまでに10分以上時間がかかるかもしれない。新宿3丁目駅E1出口を出て、東京医科大学の方に向かって真っすぐ歩いて行くと、交差点の角に「SABANA」の文字を見つけることが出来るだろう。

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・ハンバーグがすごいとの噂

店構えに歴史を感じる。店前には岡持ち(料理を運ぶ箱)がある。どうやら出前もやっているようだ。店前に掲げてあるホワイトボードの「今日のランチ」が気になったのだが、ここはハンバーグがすごいらしい。ということで、ハンバーグを注文することに決めて入店。

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・単位は円

一応メニューを見てみる。ハンバーグ・ポーク・チキン・フライなど、定番洋食のメニューが並んでいる。意外にも、サラダとピザの品ぞろえが充実していることに驚いた。ちなみにメニューには、ご丁寧に「単位:円」と書かれている。

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・Wジャンボハンバーグとは?

さて、注文したのは「Wジャンボハンバーグ」(1000円)、これにライスは別途200円となっている。Wハンバーグジャンボなのか、それともWハンバーグのジャンボなのか。私はてっきり、ハンバーグが2個ついてくると思ってた。ところが!

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1個! しかもデカいッ! めっちゃデカいじゃないか。ライスの面積とほぼ同等。ライスの上にハンバーグをドン! と乗せたら、すっぽりと隠れてしまうだろう。これはなかなかのボリュームである。

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・ライスサイズを超える

以前、「ステーキのどん」で期間限定で提供されていた、3代目横綱ハンバーグとほぼ同じサイズ。ライスのサイズに勝るハンバーグである。圧巻だ。しかもベーコンまでついており、デミグラスソースの匂いも芳しい。

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ハンバーグを焼く時にクッキングマーガリンを使用しているのではないだろうか? その香りが、古き良き洋食店を思い出させてくれる。それが懐かしく、あたたかい気持ちにさせてくれる。ハンバーグは見た目のボリュームに反して、味は重くなく、デカいのにペロリと平らげることができた。ほどよくトマトの酸味のきいたソースが、口当たりを軽くしていたのかもしれない。

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きっとここは、他のメニューも美味しいに違いないだろう。他の客がオーダーしていたオムライスも、美味しそうで仕方がなかった。通いたいと思う、味な洋食店である。

・今回訪問した店舗の情報

店名 キッチンサバナ
住所 東京都新宿区新宿6-4-1 小山ビル1F
営業時間 11:30〜14:30 / 17:30〜21:30
定休日 日・祝日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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ハンバーーーグッ‼︎

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日本, 〒160-0022 東京都新宿区新宿6丁目4−1