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一昔前は濃厚な味噌ラーメンばかりが目立っていた札幌ラーメンだが、ここ最近では煮干や鶏白湯ベースのラーメンが人気を博している。さらに今、札幌でアツいのが、とある店の「汁なし坦坦麺」だ。

第29回目となる「北海道ラーメン探訪」は、札幌で話題の担担麺専門店『175°DENO ~担担麺~』をご紹介したい。店主が中国四川省へ出向いて買い付けた香辛料を使用したという、本格派の担坦麺が人気のお店だ。

・ダントツの人気を誇る繁盛店

札幌市内に3店舗を構える「175°DENO ~担担麺~」は、北海道で担担麺を扱う店の中でもダントツの人気を誇る超繁盛店である。ちなみに、今回訪れたのは札幌大通公園にほど近い「本店」だ。

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定番メニューには、「汁なし・汁あり」2種類の担担麺があり、さらに辛さが「シビれない・シビれる・すごくシビれる」の3段階から選択可能。店員さんに聞くところによると、一番人気は、“汁なし担担麺” の “シビれる” ということでそちらを注文した。

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・最高級の花椒を使用

この店の料理の特徴は、こだわりの山椒「花椒」を使用している点である。冒頭でもお伝えした通り、店主自ら坦坦麺の故郷である中国四川省へ出向いて直接買い付けた最高級の花椒を、低温からじっくり175℃まで焼いて仕上げているという。

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テーブルに届いた皿には、真っ赤なラー油・太麺・ひき肉・カシューナッツ・水菜が乗っており色鮮やか。底からよくよく混ぜてズズズッとすすると……辛ウマァァァアアアーーーイッ! 肉やナッツの風味と共に唐辛子のピリッとした辛さが口の中に広がる。

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食べ進めていくと……舌の痺れがキタキタキタキターーー!! さらに痺れを感じながらモチモチした麺をすすれば、これまた美味! 香辛料とそれぞれの食材の持ち味を活かした本格的な担々麺といった味わいだ。

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札幌で人気の汁なし担担麺は、さすがにこだわり抜いた香辛料を使っているというだけあって、刺激と旨味の絶妙なバランスが感じられる一杯であった。なお、今回注文した汁なし担担麺(シビれる)は1人前が税込800円となっている。ぜひご賞味あれ。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 175°DENO 〜担担麺〜(ひゃくななじゅうごどでのたんたんめん)本店
住所 北海道札幌市中央区南1条西6-20 KYビル 1F
時間 平日ランチ11:30~15:00 / 平日ディナー17:30~21:00 / 土祝11:30~16:00
休日 日曜日

Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.
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▼「汁なし担担麺(シビれる)」税込800円
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▼底からよくよく混ぜてズズズッとすすると……
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▼刺激と旨味のバランスが絶妙!
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日本, 〒060-0061 北海道札幌市中央区南1条西6丁目20 KYビル 1F