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食堂は人々に元気と活力を与える場所。これを食べてまたがんばろう! そんな気持ちを呼び起こしてくれる、それが食堂だ。夢と浪漫を感じる食堂を紹介するこのシリーズ。今回紹介したいのは、東京・新宿歌舞伎町にある「定食 とよま」だ。

歌舞伎町でもかなりディープな場所にあるこのお店、繁華な街のイメージとは異なり、こじんまりとしている。ここで食べるレバニラ炒めが絶品なのである。

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・暖簾だけが目印

お店は、靖国通りからゴールデン街を抜けた先の辺りにある。歌舞伎町でもディープな界隈、雑居ビルの1階の店舗だ。数え上げたらキリがないほどのお店がひしめき合うこの街。ひらがなで「とよま」と書かれた暖簾だけが、このお店の目印。

その暖簾が、冬の冷たい風にはためく様はどことなく頼りない。しかし、華やかな電飾はなくても、大きく目立つ看板はなくても、ここのお店は愛され続けている。美味しい料理が看板代わりなのだ。

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・日本一との呼び声も

メニューはいたってシンプル。肉豆腐に肉野菜炒め、ブタキムチなど、どこにでもある定食メニューが並んでいる。そのなかでも、特に評判なのが、レバニラ炒め定食(800円)だ。人によっては「日本一ウマい」と評価する人もいる。はたしてその味は?

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定食の内容もとてもシンプルだ。主菜とご飯、みそ汁、それに小鉢。同じくらいの価格で、魅力的な構成の定食を出すお店はいくらでもある。この定食内容でも、支持する人が多い。味に絶対の信頼があるからこそ、支持されているのだろう。実際に食べてみると……。

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・無限に食える気がする!

中身はレバーとニラのみ。しょう油ベースのタレにほんのりとショウガが香る。これはウマい! プリっとした食感のレバーは肉厚で噛みごたえがある。ひとつ食べただけで、その鮮度が高いことがうかがえる。これはたしかに、日本一といっても決して大げさではない。私(佐藤)は食べた瞬間に、錦糸町「菜苑」の純レバ丼を思い出した。

ここのレバー炒めも、菜苑に劣らぬクオリティ。プリっとした食感がクセになって、無限に食べられる気がした。

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娯楽を売る歌舞伎町も良いのだが、この街には「定食 とよま」のように、地味だけど良いお店はいくらでもある。美味しい定食を食べて夜の華を開かせる若い人たちは、大勢いることだろう。

・今回訪問した店舗の情報

店名 定食 とよま
住所 東京都新宿区歌舞伎町2-9-2 ライオンプラザ新宿1F
営業時間 11:30~22:00
定休日 日祝日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24