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あなたは「たまたま」のポテンシャルをどこまで理解しているだろうか? きっと毎日「たまたま」を味わっている人でも、「知り尽くしている」とは言い切れないかと思う。それだけ「たまたま」は奥が深く、とんでもない可能性を秘めているからだ。

例えば、「たまたま」をチョコでコーティングしたら激ウマだなんて、誰が予想しただろう? 「たまたま」とチョコの織りなすハーモニーが極上だと誰が想像できただろう?

皮ごと食べられる宮崎県産の金柑ブランド「たまたま」。それを実際に試食したところ、甘さが口の中いっぱいに広がり美味だと以前の記事で紹介した。

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そんな「たまたま」をダークチョコレートでコーティングしたショコラ、その名も『生果実のショコラ 完熟きんかん』は、チョコレートブランド「ショコラ ロワイヤル フリュイ」から発売されている。

商品名に『たまたま』を使わず、「完熟きんかん」としているところに、ブランド名を商品名に入れない奥ゆかしさが感じられると思うのは私だけではあるまい。ちなみに、私はこの商品を高島屋のオンラインストアで購入した(※現在、同サイトで取り扱いは無し)。6個入りで、価格は税込み3672円。1つ約600円というガチなチョコレートだ。

・いいパンツ穿いてる

そんなガチガチの「たまたまチョコレート」は、お召し物からして他のチョコとは違うということをまずは報告しておきたい。つまり、高級感漂う木の箱に梱包されていたのである。言い換えれば、スゲー高そうなパンツを穿いていたのだ。

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そしてパンツで期待値が高まったところで、中身(味)がまた期待を超えてきたのだが、個人的に予想外だったのは「たまたま」のバランス感覚とでも言おうか。想像以上に、「たまたま」がチョコのポテンシャルを引き出していたのである。

というのも、私はてっきり「たまたま」の酸味がチョコの甘さとケンカしてるんじゃないかな? と思っていた。……が、実際のところ全くそんなことはなく、「たまたま」はチョコの甘さを引き立てながらも、果汁感をほどよく押し出しているじゃないか。……なんて器用なヤツだ、「たまたま」め。

その「たまたま」の味わい深さに脱帽し、食べながら私も思わずパンツをおろしそうになったくらいである。

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とにかく言えるのは、この「たまたまチョコ」はそんじょそこらの手作りチョコよりはるかにウマいということ。はっきり言って、勝負にならない。1個600円という価格は確かに高いが、裏を返せばお金を出したら誰でもウマいチョコを手に入れられるというのが素晴らしい。たまたま万歳! たまたまチョコ万歳!! 

参考リンク:ショコラ ロワイヤル フリュイ ギンザ
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.