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飲食店の間で、近頃ちょっと変わったアレンジメニューの提供が流行っているようだ。たとえば、松屋は、定食メニューのライスを豆腐に変更することができるようになっていたり、リンガーハットの限られた店舗では、ちゃんぽん・皿うどんを自由にカスタマイズできるようになっている。

その流れに乗ったのかどうかわからないが、東京・学芸大学の「らーめんむつみ屋 学芸大学店」では、麺をコーンに変える仕組みを導入している。なぜコーン!? ただのコーンスープじゃないの?

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・外観は普通のラーメン屋

このお店については、読者からの情報提供で知ったものだ。「麺をコーンに変えられる」との情報を得て、早速向かったのである。お店は、東急東横線の学芸大学駅から徒歩約5分のところにある。お店の外観からは、特別なサービスを提供しているようには見えない。ごくごく普通のラーメン屋さんのようなのだが……。

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券売機のメニューを見てみると、特に「麺 → コーン変更」などの食券は売っていない。あれ? お店を間違えたかな? でも、たしかに教えてもらった店のはずなのだが。口頭でお店の人に「コーンに変えられますか?」と尋ねると、「できますよ」と快諾。間違いではなかったらしい。

・今後昼も提供予定だった

実は後から教えてもらったのだが、現在は夜の営業時にコーン変更を行っているとのこと。来週(2月6日以降)から、昼でも対応していく予定だったそうだ。そうとは知らずに来てしまったのに、快く対応してくれた。本当に有難い。

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私が注文したのは、特選濃厚味噌ラーメン(980円)。しばし待つと、「コーン変更お待たせしました!」という声と共に、ラーメン丼が卓上に登場。うん? これ普通のラーメンに見えるんだけど、麺が入っているってことはないよね? レンゲで丼の中を探ると……。

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・麺ない!

麺ない! 当たり前だけど、麺が見当たらない!! その代わりにコーンが大量に投入されている。箸でつまめるものといえば、たまごと海苔とチャーシュー。細長いものといえば、メンマだけである。

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・満足度は高い

実際に食べてみると、麺がなくて、物足りないということはない。麺を豆腐に変えることができるお店はあるのだが、豆腐は食感が弱く、食べ応えが乏しい。その点、コーンは「食べている」という実感を味わうことができるのである。ちなみにここでは、今後コーンのバカ盛りも出す予定なのだとか。二郎式山盛りコーンがお目見えするのかも!?

・今回訪問した店舗の情報

店名 らーめんむつみ屋 学芸大学店
住所 東京都目黒区五本木3-33-2
営業時間 11:30~15:30、18:00~23:30 / 日祝11:30~22:30
定休日 無休

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

日本, 〒153-0053 東京都目黒区五本木3丁目33−2