nishikori

あなたは親しい友人を、なんと呼ぶだろうか? 例えば友人の名前が “太郎” ならば、そのまま「太郎」と呼ぶかもしれない。逆にあなたを呼び捨てするのはどんな人だろうか? きっと、家族・恋人・親しい友人……など「信頼関係が構築できている知人」に限られてくるハズだ。

当編集部に佐藤英典という記者がいる。彼は編集部内にいるメンバーの8割は呼び捨てなのだが、それはイイ。私自身も「サンジュン」と呼ばれているが、むしろ「親しみを持ってもらっている証拠」としてありがたみを感じている次第だ。ただし、プロテニスプレイヤー・錦織圭選手を「ケイ」と呼ぶのは死ぬほど納得がいかない。彼は一体何者なのだろうか?

・知り合いじゃないのに

冒頭でも述べた通り、人の名前を呼び捨てするには「人間関係が構築されていること」これが前提となる。さらには信頼関係を構築するために、お互いが知り合っている必要があることは言うまでもない。つまり「信頼関係が構築出来ている知り合い」にのみ、呼び捨ては許されるのだ。

もちろん例外もある。日常会話において、有名人は「スティーブ・ジョブス」「松井秀喜」「和田アキ子」などと、呼び捨てにされるのが一般的だ。もし「ジョブスさん」「松井さん」「アッコさん」などと呼んでいる人がいたら、その場合は知り合いである可能性が高い。

Hidenori Satou

・一般的には「錦織」もしくは「錦織圭」

ただし、有名人といえど “一般的な呼び捨ての仕方” が存在するものだ。例えば、桑田真澄は「桑田」、三浦知良は「カズ」、松本人志は「まっちゃん」などで、桑田を「真澄」、カズを「三浦」、まっちゃんを「松本」と呼ぶのは、ごくごく稀なケースであるに違いない。そして錦織選手の場合、「錦織」もしくは「錦織圭」が一般的なハズだ。

さて、問題の佐藤だ。彼は錦織圭を「ケイ」と呼ぶ。それはそれは自然に「ケイ」と呼び捨てにし、何なら錦織圭関連の記事を執筆する際、文字でも「ケイ」と書いてしまうほどの “ナチュラルケイ” だ(これは編集の段階で修正された)。彼は一体何を考え、どのポジションにいるつもりなのだろうか?

・同じ島根県松江市出身

錦織選手と佐藤は同じ島根県松江市出身だ。日本を代表するスーパースター「錦織圭」が、島根県民にとって誇りであることは想像に難くない。だがしかし、果たして島根県松江市出身者の中で、錦織選手のことを「ケイ」と呼び捨てにしている人がどれだけいるだろうか?

海外のテニスファンが「ケイ」と呼ぶのはわかる。錦織選手のご両親が「ケイ」と呼ぶのはもちろん問題ない。松岡修造さんが「ケイ」と呼べるのは、前述の「信頼関係が構築された知り合い」であるためだ。残念ながら、佐藤の場合はどのケースにも当てはまらない。

私(P.K.サンジュン)は千葉県市川市出身だが、同郷の前田敦子を「あつこ」と呼んだことはないし、丸山茂樹を「シゲキさん」と呼んだこともない。唯一の例外は、タレントの “ちはる” のみ「ちはる」と呼ぶだけである。

・佐藤に聞いてみたところ……

善悪の話ではないので、決して佐藤を責めているわけではない。ただ、佐藤が「ケイ」と発するたびに「あんたはどのポジションにいるんだよ!」と心の中でツッコむのが面倒なだけである。ちなみに、彼にこの件を問いただしたところ「ゴチャゴチャうるせえんだよ!」と激ギレされたことを記述しておこう。

執筆:P.K.サンジュン
イラスト:マミヤ狂四郎

▼佐藤には激ギレされた。

こいつがゴチャゴチャうるせえんだよ

A post shared by Hidenori Satou (@hidenori_satou) on

▼ぬりえもあるぞ!
nishikori2