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普通に生活していると、どうしても出てしまうゴミ。最近では缶やビンの仕分けを徹底して、積極的にリサイクルする傾向が強まっている。

それでも、完全にゴミを再利用することは難しかったりするが、ゴミや廃材だけで無料ジムを作ってしまった男性が、ネットで大きな話題を集めている。ちょっと発想を転換させれば、ゴミに新たな ‟人生” を与えられることが、良～く分かる動画を紹介したいと思う。

・ゴミと廃材を使って無料ジムを作り上げた男性

ゴミと廃材だけで無料ジムを作り上げたのは、北アフリカ西沖合に浮かぶ小さな島国カーボベルデ共和国に住む、43歳のアルシンド・アルメディア・スアレスさんだ。

小さい頃から体を動かすことが好きだったという彼は、通常のスポーツジムを島に設立するにはお金が掛かりすぎるため、廃材などを使って、無料ジムを作ることを思い立ったのだとか。

・海の環境を守りたい！

アルシンドさんは、美しいビーチが有名で、観光業で成り立っているカーボベルデの海の環境を守りたいとの思いもあり、ビーチに打ち上げられたゴミや廃材を再利用しているのだという。

彼がビーチに作ったジムは、木の柱に鉄管を組み合わせた鉄棒や廃材を使ったダンベル、腹筋などのトレーニングが出来る木製の台など、高級感こそないものの十分に機能する物ばかりだ。

・美しいビーチと海を眺めながら一汗かけるぞ！

そしてアルシンドさんは、ビーチにジムを作ることにこだわったとも語っている。美しいビーチと海を眺めながら砂浜で一汗かいた後は、すぐに海に飛び込むことが出来るからだ。それに、通常のスポーツジムは年会費などが高くつくが、彼が作ったジムは全て無料なので、誰でも気兼ねなく思いっ切りトレーニングに励むことが可能なのである。

カーボベルデを訪れた観光客が、アルシンドさんのジムを利用したら、旅行者と現地の人々の交流の場にもなりそうだ。ゴミに命を吹き込めば、何か新しい物が生まれるという最高の例ではないだろうか。

参照元：Vimeo、METRO（英語）
執筆：Nekolas

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