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「写ルンです」などのフィルムカメラや、レコード、カセットテープなど、昭和の文化が再びブームとなっているなか、今度は海外でレトロゲームマニア必見の製品が登場したらしい。

そのゲーム機の名前は「RetroEngine Sigma」だ。クラウドファンディングサイトのIndiegogoで目標額の約25倍となる50万ドル(約5790万円)以上もの出資が集まっており、ファミコンやメガドライブ、PCエンジンをはじめとする膨大な機種のゲームタイトルが内蔵される予定だという。

・全22機種のゲームが1台でプレイ可能に

RetroEngine Sigmaの最大の特徴は、Atari、ドリームキャスト、メガドライブ、ファミコン、ネオジオ、PCエンジンなどなど……なんと全22機種のゲームがたった1台でプレイ出来てしまう点である。

主なスペックだが、手のひらサイズの本体にコントローラーを接続するためのUSBポートが2つと、microUSB端子1つを搭載。Bluetoothアダプターを使用することでワイヤレスコントローラーを接続することも可能なほか、映像出力用にHDMIポートを装備しているという。

製品の解説動画を見ると……一世を風靡したあの懐かしいゲームの数々が登場! 出荷時には15のメーカーのゲームをプリインストールする予定となっており、タイトルは徐々に明らかにしていくとのことだ。

しかしよく考えてみると、このゲーム機を販売するにあたって各ゲームメーカーの許可は下りているのだろうか? 相手が有名メーカーということもあり、販売の権利を取得するのは難しいような気がしないでもないが……。

・手に入れるための出資額は89ドル

それはさておき、レトロゲームファンなら欲しくなること間違い無しのRetroEngine Sigmaを手に入れるための出資額は、2017年1月7日現在で89ドル(約1万円)と内容に比べてリーズナブルだ。

本当に商品化が可能なのかどうかは現物を見るまでわからないが、出資の締め切りまで残すところあと5日を切っている。気になる方は製品ページをチェックしてみてはいかがだろうか。

参照元:YouTube、Indiegogo「RetroEngine Sigma」
執筆:K.ナガハシ

▼「RetroEngine Sigma」の解説動画がこちら