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駐車スペースが確保しやすく維持費も安い、手軽で便利な乗り物がバイクだ。長距離のツーリングのみならず、ちょっとした距離の移動にも重宝されているバイクだが、その中でもさらに短距離での使用に最適な製品が発表されたのでご紹介したい。

シンガポールを拠点とする企業「Vanda Electrics」が発表したのは、全長約1メートルの超小型電動バイク『Motochimp』だ。なんと世界に先駆けて、まず日本で販売を開始する予定だという。

・1時間の充電で最長60kmの走行が可能

Motochimpに採用されている基本的な素材はステンレスとアルミ。その小型軽量のボディは電力の消費を抑えるだけでなく取り回しが簡単で、混雑した都市部での走行も楽に行えるそうだ。

電動バイクで問題となる航続距離だが、1時間の充電で最長60kmの走行が可能となっており、都市部を移動するには十分なスペックといえる。さらに最高速度も日本の公道での原付バイクの 法定最高速度と同じ時速30kmと実用の範囲内だ。

充電については、通常の家庭用コンセントからでOK。充電ケーブルはシートの下に収納されており、停車後すぐに充電が可能とのこと。なお、ボディーカラーのバリエーションは、「ブルー」「イエロー」「レッド」の3色だ。

・お値段は2000ドル(約22万円)

このMotochimpのお値段は、2000ドル(約22万円)とポップな見た目によらず高めの設定となっている。日本の公道を走るためにはウインカーなどの追加装備が必要になると思われるが、近い将来、超小型電動バイクが街を走る姿が見られるかもしれない。

参照元:YouTubeMotochimp(英語)
執筆:K.ナガハシ

▼超小型電動バイク「Motochimp」がこちら