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2016年7月にリリースされたスマホゲームアプリ『ポケモンGO』。いまでは遠い目で「懐かしいな~」と感じる人も多いかもしれない。私(佐藤)もその1人だ。すぐに飽きて、とっととやめてやった。

そんなポケモンGO利用者の実態を暴く、衝撃的な調査結果が発表された。それによれば、スマホを所有する10~50代の男女1106人を対象に調査したところ、どの世代も下落傾向に。特に20代は、7月の段階で約60パーセントが利用していたのに、11月には約30パーセントまで下落。ヤフオク! を見ると、アカウントがたたき売り状態になっている……。

・若年層の「ポケモンGO離れ」加速

この調査は、ジャストシステムが運営する「Marketing Research Camp」が発表したものだ。「位置情報アプリに関する実態調査」の一環でポケモンGOの利用状況を調査している。

それによると、2016年7月の段階でスマホ所有者の39.8パーセントがポケモンGOを利用していたのに、11月の段階で23.7パーセントに下落している。10~50代のなかでもっとも変化が少ないのは30代(25.5パーセント → 23.0パーセント)だった。

その一方で、若年層の利用率の低下がいちじるしい。10代、20代の利用者率が、7月から11月の間にどう変化したのかを見てみると……

20代 60.7パーセント → 29.9パーセント
10代 54.2パーセント → 19.5パーセント

・ヤフオク! でアカウント投げ売り

また、ヤフオク! で「ポケモンGO アカウント」と検索すると、ものすごい数の出品がある。7・8月の段階で高レベルアカウントはかなり高い金額で出品していたのだが、レベル30以上でも1円から。145体のモンスターをコンプリートしたアカウントでも1円から。まさしく投げ売り状態となっている。

今後、ゲームは新しい要素を取り入れてアップデートするのだろうか? このままゆるやかに利用者の減少は続いて行くのだろうか? 移ろいやすい若年層を呼び戻すのは難しいかも。

参照元:Marketing Research Campヤフオク!
執筆:佐藤英典