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実際のB型は世間のイメージとかけ離れすぎていると、以前の記事でお伝えした。執筆した当編集部のサンジュンによると、B型が抱かれるイメージの「自分勝手」や「マイペース」にはきちんとした理由があるそうだが、AB型の私(佐藤)も、AB型のイメージについて言いたいことがある。

そこで今回はAB型丸出しの私が、世間が抱くAB型のイメージについて、詳しく解説したいと思う。ぜひともAB型以外の人は参考にして欲しい。

・「AB型は気分屋」

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もっとも抱かれるイメージのひとつに、気分屋がある。まったくもってその通りだ。これはイメージではない、事実だ。気分で生きている。気分で仕事をしている。気分で遊んでいる。気分が良ければ何でもOK。気分が悪ければ、すべてダメ。なんでも断る。仕事を放棄することさえも辞さない。

なぜそうなのかは、次の項目でお答えしよう。キチンとした理由がある。

・「AB型は付き合いが下手」

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人付き合いが苦手とか、下手とか言われるのもAB型の特徴だ。まったくその通りだ。まったくその通りなのだが、本当のところ、付き合いは下手なのではない。他人が嫌いなのだ。特に、自分の邪魔をするヤツが大嫌いだ。先の「気分屋」と言われるのは、自分の邪魔をされると気分を害するだけである。したがって、邪魔をするヤツがこちらの気分を害しているので、AB型が悪い訳ではない。

さて、他人が嫌いと説明したが、本当は他人が嫌いなのではなく、自分が大好きなだけである。邪魔をされるから付き合いが悪くなるだけの、とてもシンプルな話だ。邪魔はするな。

・「AB型は二重人格」

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これまたよく言われること。「AB型は二重人格」、まったくもってその通りだ。表と裏があるのが普通。裏のない人間の方が、よっぽど信用できないと私は思っている。誰にでも同じように接する人間なんか、気持ち悪くて内緒話もできやしない。全部筒抜けじゃないか。ウマくウソをつけよ、と思ってしまう。

自分が大好きなので、主役はいつでも自分。世の中全員自分の脇役くらいに思っている。当然隠し事は持つし、表と裏で相手との接し方を変えるに決まっている。脇役に本音を見せる訳がない。

・「AB型は理想が高い」

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まったくその通り。当たり前だ、当たり前すぎて説明するのも面倒くさいが、説明してやろう。低い理想を「理想」と呼ぶのか? 毎日を暮らしている以上、少しでも自分の求めるものに近づきたいと思うものじゃないのか? AB型に「理想高すぎ~」とかいうヤツは、お前の理想が低いことに気づいていないということなのだよ。足を引っ張るような真似はするな、邪魔をされることが一番望まないことなのだよ、放っておいてくれ。

・「AB型は何考えてるかわからない」

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そうだ、まったくその通りだ。わかるようにやってない。わからせようとも思ってない。わかって欲しくもない。そもそも何をわかろうとしてるんだ。自分のことに集中しろ。人の世話を焼こうとするな。共有すればわかり合った気にでもなっているのか? そんなバカな。シェアしたらわかり合えると思ったら、大間違いだぞ。そもそも人のことがわかるなんて、思い上がりだ。バカも休み休み言え。

・「AB型ってとっつきにくい」

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いいぞ、こちらの意図したことが十分に伝わっている証拠だ。そのままある程度距離を空けておいてくれ。この線からこっちには来るな。空中もナシだ。できるだけお互い干渉しない、スマートな他人でいよう。その方がお互いに幸せになれる。もしも線を越えて近づいてきたら、その瞬間に関係が破たんするから、とっつきにくいままが正しい距離だ。今の距離感は正解なんだ。以上だ、もう話しかけないでくれ。

さて、ここまでお伝えして、AB型に対して冷たい印象を持った方も多いと思う。そうだろう、だが、あえていう。誰が一番AB型を面倒くさいと思っているのか。それは本人だ! もうこの性格は面倒で面倒で仕方がない。俺が他人なら、絶対1発くらい殴ってるよ、こんなヤツ。だから、人と関わると自分の中がザワザワして面倒だから、頼むから放っておいてくれ! お願いだからニコニコして近づいて来ないで!!

執筆:佐藤英典
イラスト:Rocketnews24