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肉を食べない菜食主義者は、動物愛護の精神や健康のために、あえて肉を避けている人もいる。ゆえに、単に肉の味が嫌いという訳でもないので、食べようと思えば食べられるのだ。

そこで、ある菜食主義者の女性が、22年ぶりに肉を食べてみることになり、その様子を収めた動画が話題になっているので紹介したい。これを見たら、「やっぱり肉はやめられないよな~!」という気持ちになってしまうのではないだろうか。

・菜食主義者が22年ぶりに肉を食べたらこうなった!

アメリカ人女性のステファニー・ポタキスさんは、22年も菜食主義を続け一切肉を口にしていなかったが、米ポップカルチャーサイト「The A.V. Club」の企画のために、一肌脱ぐことを決意! そして彼女は、イリノイ州シカゴのステーキレストラン「Swift&Sons:スウィフト&サンズ」で、3種類の肉を食べることになったのだ。

まず、動画でステファニーさんが食したのは、皮をパリパリに焼いた鶏もも肉のグリル。しっかりソースがかかったチキンを口に放り込んだ彼女は、久しぶりの肉の味に拒絶反応を起こすと思いきや、感動の溜息を漏らしたではないか!

「‟ジューシー” っていう意味が分かったわ。味がにじみ出て来て、これは野菜では起きないことだもの」と、肉と野菜の違いを的確に表現していた。

・骨髄の味にも抵抗ナシ!!

そして、お次は骨髄である。22年も肉を食べていなかった人が、いきなり骨髄は抵抗がありそうだ。ステファニーさんも「動物の体の部位で、食べるにしては変な箇所よね」とコメントしていたが、一口食べると……感動を隠し切れない様子に!

「悪いけど、私の新しい好物になっちゃったわ!」と断言し、すっかり骨髄の味を楽しんだようだ。

・「死ぬまで肉を食べ続ける!」と宣言!!

続いて、リブアイステーキと和牛ステーキを食べた彼女は、その味に完全にノックアウト!! 菜食主義者には、少しレアすぎやしないかと思えるほどの焼き具合でも、しっかりと肉の味を噛みしめ、「和牛ステーキは、食べ物の中でも違うレベルね」と言い、まるで天国にいるかのような表情を浮かべている。

こうして、3種類の肉を食べ終えたステファニーさんは「死ぬまで肉を食べ続ける!」と宣言し、あっさり22年間の菜食主義生活に別れを告げてしまったのであった。

筆者にも菜食主義の友人が数人いるのだが、道を歩いている時にレストランから肉の匂いが漂ってくると、「めっちゃイイ匂い~!!」と声を上げている。やはり、「肉の美味しさに完全に ‟NO” と言うことは、かなり難しい」ということが、証明されたような実験ではないだろうか。

参照元:YouTubeindy100(英語)
執筆:Nekolas

▼菜食主義者が22年ぶりに肉を食べたらこうなった!