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一寸先は闇。生きていれば誰だって、思わぬ所で「あなたな〜らどうする〜」的なピンチに陥ることがある。今回ご紹介する母親も、まさか自分がこんな目に遭うとは想像もしていなかっただろう。

息子と一緒に飛行機に乗っていたこの女性。機体が何度も大きく揺れたため、息子が吐いてしまったのだとか。乗り物酔いはよくあることだが、問題はその後。なんと息子のゲロが他の乗客のバッグを汚してしまったのだ……。しかも10万円以上もするルイ・ヴィトンのハンドバッグ……。

・飛行機で乗り物酔いしてしまった子供

これは、子育て情報サイト『Mumsnet』に寄せられた投稿だ。ユーザーネーム incognitoforonenight さんが、自身の体験を語り、他のユーザーたちにアドバイスを求めたのである。

飛行機の中で吐いてしまった incognitoforonenight さんの息子。エチケットバッグを使う間もなく、辺り一帯がゲロまみれになってしまったそう。すぐにキレイにしたものの、1時間後、後ろに座っていた女性から “あなたの息子のゲロでハンドバッグが汚れた” と声をかけられることに。

・約11万円もするヴィトンを汚してしまい、弁償請求

なんと、バッグを床の上に置いていたため、床を伝って流れてきたゲロで汚れてしまったというのだ。女性は、汚れを拭いてもゲロの臭いはとれず、バッグに汚れが染み込んでしまったと主張していたそうだ。

incognitoforonenight さん:「私たちは謝りましたが、女性は “これは高価な物なので、保険を使って修理、もしくはクリーニングすべき” と要求してきました。それはヴィトンで、900ポンド(約11万円)もするんです!」

また incognitoforonenight さんは「問題のバッグを確認し写真も撮ったが、どこも汚れていなかったように見えた」とも述べている。その後、ヴィトンの持ち主から「臭いがとれなかったからバッグを弁償してほしい」といった内容のメールを受け取ったということだ。

・ネット上では「弁償すべき派」と「弁償しない派」の真っ二つ

この投稿は2万回以上閲覧され、500以上のアドバイスが寄せられるほど人々の関心を集めたと、海外メディア『Mail Online』は伝えている。

そしてアドバイスは、次のように「弁償すべき派」と「弁償しない派」の真っ二つに分かれているとのことだ。

「臭いがついてしまったのなら、弁償もしくはクリーニング代を支払うべき」
「子供が吐いたのだから、親が何とかするのは当然」
「保険の賠償責任を使って支払う」
「私なら女性の言うことは無視する」
「そんな高額なバッグを床に置くほうが悪い」
「息子さんだってワザと吐いた訳ではないのだから、弁償しなくてもよい」

・「新しいヴィトンを弁償して、汚れたヴィトンを貰えばいいのでは?」などの意見も

他にも「高価な鞄を持って旅行するほうが悪い」「ヴィトンの女性を攻める人もいるけれど、コツコツとお金を貯めて買ったヴィトンかもしれない」「新しいヴィトンを弁償して、汚れたヴィトンを貰えばいいのでは?」などの意見も見られている。

ちなみに別メディア『Metro』が読者に質問したところ、「弁償しない派」が「弁償する派」よりも少しだけ上回っていたそうだ。

・元の投稿はすでに削除されている

……といった風にネット上で話題になったからか、 incognitoforonenight さんはすでに『Mumsnet』上の投稿を削除してしまっているので、彼女がどのように対処したかは分かっていない。

筆者は「保険の賠償責任を使って支払う」が現実的だと思いつつ、「新しいヴィトンを弁償して、汚れたヴィトンを貰えばいいのでは?」という意見も興味深いと感じた次第だ。同じ立場に立たされたとき、あなたならどうするだろうか?

参照元:MetroMail OnlineMumsnet(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:Wikimedia Commons