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急報! そして朗報!! 本日2016年10月30日、TBS系列「情熱大陸」に原泰久先生が登場するぞォォォオオオオ! キタァァァアアアア!! 原泰久先生とは、もちろん超人気漫画『キングダム』の作者 原泰久先生のこと。こいつは何があっても見逃せNEEEEEE!

そこで今回は、自称「日本で100位以内には入るキングダムファン」である記者が、キングダムの何がそこまで支持されているのか、徹底的に解説したいと思う。キングダムファンはもちろん、まだ読んだことが無い人にもぜひご覧いただきたい。

・キングダムとは?

まずはざっと、キングダムについて解説しよう。中国春秋戦国時代が舞台のキングダムは、後に秦の始皇帝となる「成(せい)」と、秦の若者「信(しん)」を中心に、中国統一が描かれる物語である。

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累計発行部数は2600万部、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞、連載中の週刊ヤングジャンプでは読者アンケートトップをひた走る、今世紀を代表する傑作漫画といえるだろう。簡単に言えば、今一番アツく面白い漫画、それが「キングダム」である。

・キングダムが支持される理由その1:「物語が失速しない」

キングダムが連載をスタートしたのは2006年のこと。つまり10年間連載中ということになる。どんな優れた作品でも、ほとんどの場合は “中だるみ” が発生するし、後から読み返すと「ここはイマイチだったな」と感じるくだりがあるハズ。それがあたり前だし、人間が手掛けている以上、仕方がないことである。だがしかし……。

キングダムに関しては、今日まで一切の失速が無い。爆発的な盛り上がりを見せた「王騎の死」や「対合従軍」のエピソード後も、変わらぬテンションで物語が続いていることは驚異ですらある。読み始めたらYou Can’t Stop……それがキングダムだ。

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・キングダムが支持される理由その2:「歴史という事実を解釈する想像力がヤバい」

歴史は事実のかたまりである。事実が存在する以上、ウソは書けない。しかし当時の資料がほとんど残っていないことを逆手に取り、原先生はオリジナリティあふれる春秋戦国時代を生み出している。この「歴史」という骨組みと、原先生の想像力から生まれた「ファンタジー」の融合、これこそキングダム最大の魅力だ。

例えば史実にもある「王弟の乱」で見てみよう。通常であれば王の弟が反乱を起こしたという事件だが、原先生は王弟(成キョウ)を悪人として死なせなかった。これ以上はネタバレになるので書けないが、原先生の「歴史を解釈する想像力」と「落とし込み方」はマジでハンパない。誰もが想像できない世界を描くのが原先生である。

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・キングダムが支持される理由その3:「1人1人のキャラを大切にしている」

キングダムには数えきれないほどのキャラクターが登場する。強い者、弱い者、賢い者、愚か者……その個性は様々だが、誰一人として無駄に扱われるキャラはいない。例えばどうしようもないゲス野郎でも、必ず何かしらの意図があり、物語のアクセントとなっている。

主人公の信が率いる「飛信隊」は、決して猛者たちの集団ではない……が、それぞれに個性や人間らしさがあり、小さなコマでもしっかりと見せ場が設けられているのだ。中にはサブキャラにバシッと光を当てるストーリーもあり、原先生がいかにキャラ1人1人を大切にしているかがよくわかる。

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・キングダムが支持される理由その4:「伏線の張り方と回収の仕方がヤバい」

これはあくまで想像だが、おそらく原先生は連載当初から「最終回までの道筋」が見えているのだろう。例えば物語序盤に登場し、しばらく出番がなく読者が忘れかけていた頃に登場した楊端和(ようたんわ)などはその典型だ。

さらに言うならば、読者がハラハラドキドキ「絶体絶命! 大ピーンチ!!」と絶望の淵に足を突っ込んでいるときに逆転劇を見せてくれる演出は、見事としか言いようがない。プロットがキメ細かく、読み直したときに「そうだったのか……!」と納得せざるを得ない説得力は異常である。

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・キングダムが支持される理由その5:「圧倒的な画力」

どんなにストーリーが面白くても、漫画である以上、画力が付いてこなければどうしようもない。その点でもキングダムは最高だ。万単位……時には10万単位の軍がぶつかり合う戦闘シーンでも、ダイナミックかつ臨場感あふれる画力は圧巻の一言。特に大軍に武将がツッコんでいくシーンは、背中がゾクゾクするほど超カッコE。

余談だが、原先生は「スラムダンク」の作者・井上雄彦先生のアシスタントを務めていた経験を持つ。今ほどの人気が無く、打ち切りも噂されていた中、井上先生が「信の目をもう少し大きく描いてごらん」(目をしっかり描け説もアリ)とアドバイスし、以降、人気が急上昇したという逸話は、ファンには有名すぎるエピソードである。

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・キングダムが支持される理由その6:「キャラや隊の成長を感じられる」

先述の通り、キングダムは青年誌・週刊ヤングジャンプに連載されている。しかしストーリー的には王道の少年漫画、ひたむきに真っ直ぐと成長し続ける様子は、全盛期の「週刊少年ジャンプ」的な要素が強いと言えるだろう。

物語の中、成も信も年齢を重ねる。そして体だけではなく人間としても成長を遂げていく。それはキャラに限った事ではなく、飛信隊も徐々に成長していくのだ。彼らの成長を見守りつつ「俺も頑張らなきゃ」と思える作品、それがキングダムである。

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──以上である! 細かいことを言い出すとキリがないが、とにかくキングダムが傑作であることだけは間違いないし、絶対に読むべき漫画だと自信を持ってオススメする。原先生が登場する「情熱大陸」は23時から放送だ。心して待たれよ!

参考リンク:週刊ヤングジャンプ「キングダム特設サイト」情熱大陸
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼毎週木曜日と、キングダム最新刊発売日がマジで楽しみ! 情熱大陸は正座して見ます!!

キングダム44巻キタァァァアアアッ‼︎

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