【検証】iPhone7 Plusの背景ぼかし撮影「ポートレート」(被写界深度エフェクト)を試してみた! これは完全に「人物専用」の機能だと思ったほうが良いぞ(その2)

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人の顔が見えてない時は、まだいい(↑よくないが)。しかし、背景にいるオッサンたちが、ひとたびクルリとこちらを振り返ると……!! しばし iPhone7 Plusは「ウッ、ウ〜ン……」と悩み……

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どこ狙っとんじゃ!! お前が狙うべきはPepperだろ! もちろん、この時点で画面をタッチし、Pepperにピントを合わせれば、Pepperにピントが行く。

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しかし、画面の中に顔がある限り、しばらくすると、また「ウ〜ン……」と悩み始め、ピントを「画面全体」に合わせるようになったり、再び背景のオッサンたちにピントを合わせようとするのである。この動きは、動画でも撮影したので参照されたし。

どうしてこれが問題なのかというと、もしも仮に、そこに可愛らしい子犬がいたとしよう。蝶々でもいい。シャッターチャンスだ! よし、ポートレート……よしよし、背景がボケてるボケてる……と思いきや、背景にいるオッサンがいきなり振り向いたら!?

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やはりオッサンにピントが合うのである! どんだけ老けたオッサンの顔が好きなんだ! フケ専か!!

そりゃ機能の名前が「ポートレート(人物写真)」なんだから、人の顔に焦点が合うのは正しいことだ。しかしながら、この機能を一眼レフでの「背景ぼかし」と同じことができると思ったら大間違い。いわば、「背景ぼかしはできるぜ、ただし人物写真専用でな」ということだ。まさにそれこそが「ポートレート」なのだが……。

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てな感じで、お花や料理、犬や猫などの動物、クルマにバイクにフィギュアなど……被写体が人物以外だった時には、背景の「顔」には十分に気をつけないと上手には撮れない。もしも「背景ぼかし」という言葉に釣られて、今から7 Plusを買おうとしている人は、この機能は「人物(ポートレート)専門」だということをお忘れなく。

参照元:Apple「iPhone7」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼っていうか、被写体が人物でも、境界線のボケ具合、なんか変じゃね……?
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