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世の中には、欲張りな人の心をくすぐるお店がたくさんある。食べ放題はもちろんのこと、極端な追加トッピングにも応えてくれるお店も少なくない。おそらく、ウニ料理の専門店『あまごころ』も、欲張りなウニ好きの心をとらえて離さないお店だ。

このお店、なんと10グラム単位でウニを追加トッピングできてしまう! 自分好みにウニ丼をカスタマイズできるという夢のようなお店なのだ、よっし! 丼いっぱいウニを食ってやる!! ということで、「盛れるだけ目一杯ウニを盛ってください!」とお願いしてみた。

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・オムライスで有名だが

お店は東京駅八重洲北口のキッチンストリートにある。このお店は、ウニをぜい沢に使ったオムライス(1380円)が有名だ。気にはなるけど、ウニの旨味をダイレクトに味わいたい! ということで、今回はパス。タマゴとクリームでウニの美味しさをごまかされてたまるか!

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どうせ頼むなら、10グラム単位でウニを増量できるウニ丼がいいに決まっている! ちなみにチリ産ウニは10グラム250円。海外産(メキシコ・カナダ等)は10グラム350円。国産は10グラム450円となっている。

う~ん、イイモノ(国産)を食いたいけど、量も食いたい。ってことで、お店の人に「チリ産を目一杯盛ってください!」とお願いした。すると、「別盛りになって良いですか?」と言われたので、丼に乗るだけお願いすることに。ついでにあおさの味噌汁(100円)も注文。

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・ワサビを擦って待つ

待っている間にワサビが来た。コレを擦って待つとのこと。よ~し! 気持ちを込めて擦るぞ~!! ウニ丼がウマくなるように心を込めて、スリスリスリスリ……。そうしていると来た! スゴイのが来たぞ~ッ!!

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やった~! ご飯見えない。丼の表面を埋め尽くすほどのウニ。どのくらい乗ってんだろう? まあいいや、とにかく目一杯であることに間違いない。

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・持って帰りたい

うわ~、食べるのもったいないなあ。このままうちに持ち帰って、床の間に飾りたいレベル。黄金色の輝きが実に美しい。寝ざめに朝日を浴びて輝くウニ丼を想像すると、幸せな気持ちになる。

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これ、まさか真下にご飯があって、表面だけウニで埋め尽くされているってことはないよね? 箸で上の方をめくってみると……。

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・ウニの層でご飯が見えない

ご飯見えない! これはウニが地層のように積み重なっているってことか!? ワンダフル! 最高じゃないの。食べるのもったいないけど、さっそく頂くとしよう~。

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一口食べると、ウニの甘さが口いっぱいに広がる。たった一口で幸せの絶頂だ。これが、食べている間、ずっと続くと思うと失神しそう~。その後も食べるごとに、幸せ波状攻撃が続き、食い終わる頃には地球にありがとうと言いたい気持ちになった。マジで。

で、問題は会計だ。この超ウニ丼に入っていたウニの量は……。250グラム! 10グラム250円だから~……。

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ブッ! ウニだけで6250円!! ご飯とあおさの味噌汁を合わせて計、7074円! まあ、それだけのぜい沢はたしかにしたな、ウン。という訳で、ウニ丼を食べる時には、財布の中身と相談して欲しい。一生に一度くらいは、このくらいのぜい沢をしてもいいよね?

・今回訪問した店舗の情報

店名 うに屋のあまごころ
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅・八重洲北口1階 キッチンストリート
営業時間 11:00~23:00
定休日 不定休(キッチンストリートに準ずる)

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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