rabbit-and-turtle

誰でも子供の頃に、一度は「ウサギとカメ」の童話を読んだことがあるのではないだろうか。足が速いウサギと遅いカメが競争をし、ウサギが余裕をカマして昼寝をしたり道草を食っていたら、コツコツと前進していたカメに追い抜かれて負けてしまう……というストーリーだ。

いかにも寓話的な結末だが、現実世界で行われた「ウサギとカメのレース」で、結果が観衆の予想外の展開になり、大きな話題を呼んでいるのである!

・現実世界で「ウサギとカメのレース」が行われたら……

タイで、IT関連ニュースサイト「IAUMReview:IAUMRレビュー」が開催したイベントで、ウサギとカメのレースが行われた。

レースのために設置されたコースは、5メートルほどで決して長くはないが、ノロノロと歩くカメにとっては、短いとは言えない距離でもある。レースの選手として参加するのは、大きな甲羅を持つ陸ガメで、対戦相手は耳が垂れたキュートなウサちゃんだ。

・ウサちゃんは会場の盛り上がりに気が散っている様子

実際にウサギとカメがスピードを競うなど、ウサイン・ボルトと一般人が100メートルを競争するようなものである。さて、現実世界でも、ウサギとカメの物語のような結果が出るのだろうか!? 

いよいよ、戦いの火ぶたが切って落とされると、のっけからカメは黙々と前進を続けているのに比べ、ウサちゃんの方は、どうやら大勢の人と歓声に気が散っている様子である。

・レースの結果は予想外の展開に!!

しかし、スタート地点からコースの真ん中辺りまで、ウサギがピョンピョンと駆け寄り、カメを余裕で追い抜いてしまった。「あ~、やっぱりウサギには勝てないか……」と思って見ていると、キョロキョロしだしたウサギがストップしてしまったではないか。

すると、休むことなく前進を続けていたカメがウサギを追い抜き、なんと先にゴールイン!! 現実の世界でも、 まさに寓話のような予想外の展開となったのであった。

やはり、何ごともコツコツと努力を続ける者が、最後に確かな結果を出すということではないだろうか。このレースをお手本に、地道に努力を重ねていきたいものである。

参照元:Facebook @IAUMReviewLaughing Squid(英語)
執筆:Nekolas

▼現実世界で行われた「ウサギとカメのレース」の動画はこちら