titanic
洋画好きではなくても、1997年に公開された映画『タイタニック』を見たことがあるという人は多いと思うが、ネットで新たな仮説が浮上して話題を集めている。

なんでも、本作で主役ローズの恋のお相手となる、レオナルド・ディカプリオ演じるジャックは、「ローズの想像上の人物で、実は存在していなかったのでは!?」というのだ! その仮説を裏付ける理論も、なかなか説得力があるぞ!!

・ジャックはローズの想像上の人物だった!?

本作のストーリーは、豪華客船タイタニックに乗り込んだ画家志望のジャックと、上流階級のお嬢様ローズが運命的な出会いを果たして恋に落ちるが、最後は悲劇を迎えてしまう…という悲恋である。

まず、「ジャックは存在していなかった」説の1番目の理論は、二人の出会い方だ。資産家キャルと強制的に結婚させられることになっていたローズは、自分が置かれた状況に耐えられず、タイタニックから海へ身を投げようとしている時に、ジャックと運命的な出会いを果たす。

ジャックに「死んではいけない」と、何度も説得された彼女は自殺を思いとどまるのだが、ジャックという存在はローズの内なる強さの表れで、実在しないのではないかというのだ。確かに、自殺の瞬間に王子様のような超イケメンが、お助けマンのように突然現れるなんて、いくらフィクションにしても話が出来すぎかもしれない。

・ジャックがタイタニックに乗っていた記録がない

そして、2番目の理論は映画のラストである。年老いたローズが、ジャックとの恋物語を聞かせていた財宝探索船の船上員から、「ジャック・ドーソンという名の人物が、タイタニックに乗っていた記録はない」と聞かされる。

すると、「ある訳ないわ。私の記憶の中だけに、彼は今も生きているの」と、まるでジャックが、ローズの想像の中でしか存在しているような言い方をしているのだ。

・理論に異を唱えるユーザーも!

両理論ともに説得力はあるが、劇中でジャックが、「タイタニックの切符はポーカーで勝ち取った」と説明する下りがあった。それを考えると、「彼の名前が記録に残っていなくても不思議はない」と、意見しているネットユーザーもいるため、なんとも言えない感じである。

読者の皆さんは、「実はジャックは存在していなかった」説を、どうお思いになるだろうか!? 映画の解釈は人それぞれだが、今度は違う見方で、もう一度『タイタニック』を鑑賞したら新しい発見があるかもしれない。

参照元:Facebook @Alltime MoviesMirror(英語)
執筆:Nekolas

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