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ロケットニュース24編集部は、平均年齢33歳くらいである。オッサンが大多数だ。多少は若く見えるメンバーもいるが、オッサン率の高い集団である。当然全員大人であるはず、いや、そうでなければならない。

しかし、中には子どもじみた行動をとる者が数名いる。たとえば、仕事中なのにずっとゲームをしていたりする。ここは職場であり、勤務中であるにもかかわらず、コンビニに行くフリをして平気で「ポケモンGO」のモンスターを捕まえに行ったりするのだ。それが私(佐藤)には信じられないのである。

・熱は冷めた

2016年7月末に、ポケモンGOがリリースされた当初は、日本だけでなく世界的に一大旋風が巻き起こった。おそらく、今年の流行語大賞に「ポケモンGO」が入るに違いないだろう。しかしその熱も随分さめて、そこまで熱狂する人も少なくなった。

・いわゆるクソゲー

しかし、ゲームを続ける人の熱意はスゴイ。そうでなければ、ただ歩いてモンスターを捕まえるだけの半ばクソゲーに、時間と歩き回る労力をつぎ込めるはずがない。普通は、「何だコレ? 時間の無駄じゃねえか」と気づくはずである。それに気づかずにいられることは、幸せなことなのかもしれない。

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・ウソをついて外出

何事も夢中になることは良いことだと思うのだが、多少の分別は必要だと思う。子どもなら仕方がないとして、いい大人、それも30代も中盤から後半にかけた年齢のいわゆるオッサンが、仕事中にまで夢中になるのは、いかがなものだろうか?

パソコンの真横にスマホを置き、ずっとポケモンGOを開きっぱなし。まあ、まだこれは良いとして、「近くに○○が出た!」と興奮気味に語り、「ちょっとコンビニに行ってきます」とウソをついてまで、モンスターを探しに行く。

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こんなことが頻繁に繰り返されているのである。38歳のオッサンがウソついてまで、モンスターを探しに行くかね? 「やべえ、○○出てる! 御苑の辺り、やべえ!」って興奮して、外に飛び出そうとするかね? いつまで、クソゲーに支配されている気かね? 冗談ではなく、当編集部で「ポケモンGO禁止」にしようかと、思わなくもない。

・自発的に控えて欲しい

もしかしたら他の会社でもこんなことが起きているかもしれない。わざわざ禁止にしてまで、やめさせようという気がないのだが、いいオッサンが自制を利かせることができないのは、いささか問題だと思う。自発的に控えてくれることを願うばかりだ……。

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24