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ほとんどの人は、列で割り込みされたらムカっとしてしまうだろうが、そのおかげで大金を手に出来たら、「終わり良ければ総て良し」と許せてしまうに違いない。

なんでも、宝くじ売り場で割り込みされたある男性が、7300万円もの大金をゲットしてしまったというのだ!! まさに、‟因果は巡る” という言葉を痛感してしまうような、ニュースをお伝えしたいと思う。

・宝くじ売り場で割り込みされてしまった男性

ニュージーランドの都市タウランガで、匿名男性が宝くじの列に並んでいると、失礼な人が彼の前に割り込んで来たのだという。

しかし、割り込みされた男性は急いでいた訳ではなかったため、文句もつけずに、そのまま列に並んでいたとのこと。なんとも良い人ではないか! そして、自分の番が来ると宝くじを購入し、そのまま帰宅したのである。

・おかげで7300万円のくじに当選!!

そして、宝くじの存在を忘れて数日放置していたのだが、ふと当選番号を確認しようと思い立ち、彼が宝くじを取り出すと、な、なんと! 100万ニュージーランドドル(約7325万円)もの大金を、当ててしまったことが分かったのである!!

後に、メディアのインタビューで男性は、「善い行いが実を結んだのだと思います。割り込みをされていなかったら、宝くじに当選していなかったでしょう」と喜びの気持ちをコメントしている。

・因果応報は本当に起こる!

もし、彼が割り込みした人に文句をつけて、元の列の順番でくじを買っていたら、割り込みしようとした人が当選くじをゲットしていたことになる。

やはり、悪行をした人には悪い出来事が起こり、善行をした人には善い事が起こるという、因果応報は本当なのかもしれない。大金を手にした彼は妻と相談して、家を購入することを検討しているそうだ。

タウランガは小さな町なので、きっと割り込みをした本人にも、このニュースは耳に入っているはずである。きっと、「もしかして、これって自分のこと!?」と思い、後悔に暮れているに違いない。

参照元:MirrorNew Zealand Herald(英語)
執筆:Nekolas
Photo:Wikimedia Commons