2016-09-23-13-15-27

車体価格が安く燃費性能も改善されていることから、いまだ多くシェアを占めているのがガソリン車だ。そんな給油頻度の多いガソリン車で特に気をつけたいのが、衣類の静電気などでも起こり得る給油中の引火である。

今回は「給油時に引火するとどれほど大惨事になるか?」がわかる、ロシアのガソリンスタンドで発生した事故映像をお届けしたい。火気厳禁であるその理由が、きっとおわかりいただけるハズだ。

・ロシアの都市「オムスク」での一幕

動画のはじめに登場するのは、ガソリンスタンドに停車中の白い車、1匹の犬、そして2人の男性だ。これは、ロシアの都市「オムスク(Omsk)」での一幕だという。

・給油口付近でライターに火をつける

まずひとりの男が給油を始めると、もうひとりの男が背後から給油中の男性に話しかけている様子が映し出される。給油中の男は話しかけてきた男を無視したまま給油を続けていると……。

背後にいる男は何を思ったのか、給油付近でライターに火を付けたのだ! 当然のことながら、その火をきっかけに車の給油口の周辺が「ボワッ」っと炎上!! 犬も男性達も、大慌てでその場から逃げてしまうのだ。

その後、ライターに火をつけた男とその知り合いと思われる男が再び車の前に現れ、車を押しながら移動している様子が見て取れる。車の後部は黒く焦げているようだが、爆発や大やけどに至らなかっただけまだマシといえよう。

・おもしろ半分で行為に及んだか

動画を改めて確認すると、火をつけた男が給油中の男に一方的に絡んでいるだけにも見えなくもないが、真相は不明である。もしこれが、おもしろ半分で行為に及んだのだとすれば、なんとも “おそロシア” なイタズラだ。

・静電気除去シートに触れてからの給油を

とにもかくにも、給油中の火の取り扱いには細心の注意が必要である。特にこれからの季節は厚着となるため静電気による火花も発生しやすい。セルフで給油の際は、給油機に設置されている静電気除去シートに触れてからの給油を心がけたい。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

▼ロシアのガソリンスタンドで起きた事故映像がこちら