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日本海を挟んだ隣国である朝鮮民主主義人民共和国、通称・北朝鮮。本日9月9日9時30分頃、気象庁が北朝鮮北部を震源とする地震波を観測したという。気象庁のHPを見てみると、「自然地震ではない可能性があります」との文言が目についた。

見慣れない一文である。自然地震ではないというのは具体的にはどういうことなのか? 気象庁に聞いてみたぞ。

・自然地震じゃない場合どんな揺れがあるのか

──自然地震でない可能性の揺れには、どのようなものがあるのでしょうか?

気象庁「色んな可能性がありますが……例えば、何かの爆発とか隕石の落下などの可能性があります」

──必ずしも人為的なものばかりではないのですね。

気象庁「そうですね。地震波には最初の縦波のP波と、次にS波があり、自然地震の場合はS波の方が大きいです。今回計測したものは、そうではなかったということです」

──仮に爆発だとすれば、今回の揺れが起こる爆発はどれくらいの規模ですか?

気象庁「今回のマグニチュードは5.3ですが……私共は地震波の観測を主としているため、その揺れが何トンの爆薬で発生するかなどはお答えできません」

──以上である。日本テレビによると、韓国国防省関係者は「核実験の可能性がある」との見方を示したとのこと。なお、本日は北朝鮮の68回目の建国記念日。そのタイミングに合わせ、5回目の核実験に踏み切ったとも見られている。

参照元:日テレNEWS24気象庁
執筆:中澤星児