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「そうめんやっぱり揖保乃糸♪」皆さんご存知のとおり『揖保乃糸(いぼのいと)』は、たつの市など兵庫県の揖保川中流域で生産される手延そうめんであり、日本で最も有名なそうめんブランド。揖保乃糸と言えばそうめん。そうめんと言えばやっぱり揖保乃糸。

そんな揖保乃糸には、中華麺もあることは以前の記事でお伝えしたが、なんとパスタまで存在するという。もう、同じ麺だからって攻めすぎでしょ!? でも中華麺は美味しかったので期待できるかも? さっそくネットで購入して食べてみた。

・揖保乃糸にはパスタもある

揖保乃糸パスタの正式名称は『揖保乃糸 手延 龍の夢パスタ(310円)』。何でも揖保乃糸600年の技術を用いて作られたパスタなのだとか。デュラム小麦粉を使っているというが、一般的なパスタより色がかなり薄い。薄いというかそうめん色。

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色もそうめんなら、太さもそうめんをチョイと太くしたくらいだ。細いパスタ「カッペリーニ」よりなんだか頼りない。また、ちょっと触ったくらいでパッキパキに折れてしまうし……これ、本当にパスタなの?

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・ゆで時間、驚異の2分以内

揖保乃糸パスタ、そうめんっぽいのはビジュアルだけじゃなかった。ゆで時間はなんと驚異の2~2分半だという。ゆで時間もほぼそうめんだ。実際は、ソースに絡めることも考えて1分半に短縮したところ、それでも十分だ。これはイイ!

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パスタは10分くらいかかるものだ。それが2分とは!! お腹が空いたときにあっという間にゆであがるのは、めちゃめちゃありがたい。

・意外と弾力がある!

1分半ゆでたパスタは、見た目はフニャリとしてコシがなさそう。アルデンテとは全力で逆ベクトルである。ああソフト麺なのかなぁと思いきや、食べてみると意外と弾力があってチュルッチュルだ。そして、味はしっかりとパスタである。

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しかし、ひとつ問題があった。ゆで上がったパスタがとてもくっつきやすいということである。ゆでオイルをふりかけてもダメ。でも、そうめんみたいに水洗いするわけにもいかないし……ということは……。

・ソースたっぷりのパスタがオススメ

ソースやスープ、またはオイルをたっぷりと絡ませるものと相性がいいと見た! ということで、トマトクリームパスタにしたところ大当たりだった。麺が細く、柳のようにしなやかなので、ソースがまんべんなく絡んでくれるのだ。最初から、最後の一口まで美味しく食べることができた。

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味とコシはパスタ。ゆで時間の短さと、しなやかさはそうめん。2種類の麺のイイトコ取りをしたのが揖保乃糸パスタである。1袋310円と、そこまで高くもないので、1つキッチンに常備しておくとイイかもしれないぞ。

参考リンク:はりま製麺
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

▼コチラが揖保乃糸パスタ!
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▼この隠し切れないそうめん感
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▼麺同士がくっつきやすいので、クリームソース、スープ、オイルパスタがオススメだ


▼ソースがよーく絡んで美味しいよ!
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