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大勝軒といえば、ラーメン・つけ麺でお馴染みのお店である。故・山岸一雄氏が東池袋で創業し、現在はその弟子たちが多くのお店を展開している。そう、「大勝軒 = ラーメン」なのだが、期間・店舗限定で驚くべきメニューが提供されている。

それは……なんとカレーライスである! 大勝軒なのにカレー!? 実は、毎年開催される東京・神田のカレーグランプリに、お茶の水 大勝軒も参戦! そこで、山岸氏の秘蔵カレーレシピを再現して提供しているのだ。コレは絶対にウマいに違いない! ということで、さっそく行って食ってみると、想像した以上に美味しゅうございますッ!!

・復刻! オリジナルカレー

このメニューは、横須賀育ちの山岸氏が、横須賀でお馴染みの海軍カレーをベースに完成させたオリジナルカレーなのだとか。カレーグランプリのガイドブックによると、豚肉やジャガイモなどの食材をラードで炒め、大勝軒のスープとカレー粉で煮込んだそうだ。作り方の段階で、もうウマそう!

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・8月23日から

この復刻版カレーライスの提供が始まったのは、2016年8月23日から。提供初日に行ってみた。すると、券売機に、『カレーライス』がない! 「どうやって注文するの?」とスタッフに訪ねると、『あつもり(770円)』の食券を買うように言われた。

どうやら、あつもりとカレーライスが同じ値段なので、このような形の注文方法を取っているらしい。もしかしたら、これはこの日だけだったかもしれないので、店舗で確認して欲しい。

さて、注文してしばし待つ。はたして、大勝軒のカレーライスとはいかなるものなのだろうか?

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・トラディショナルな昭和カレー

おお! これはトラディショナルな昭和カレーじゃないか!! こういうカレーが一番好きだ。色合いといい、盛り方といい、俄然食欲をそそる。別添えのらっきょと福神漬けにも好感が持てる。

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・安定感のある味

にんじんやジャガイモなどの具材は、比較的小さく刻まれており、具材の存在感は控えめだ。さて、さっそく一口食べてみる……。

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なんとコレはッ!! 食べたその瞬間から、奥深い味の広がりを感じるじゃないか。大勝軒のスープを使用しているとのことなので、スープの旨味がルウに凝縮されており、味にどっしりとした安定感がある。それでいて、濃すぎない。

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・繰り返し食える

そこはかとなく、漂う昭和の味わい。その源は、もしかしたらラードかもしれない。ラードのコクがどこか懐かしさを感じさせている。想像していた以上に美味しいカレーだ。専門店でも食べることのできない、クオリティの高いカレーである。肝心なのは、一度で食べ飽きない味に仕上がっていること。これは繰り返し食べても飽きることのない美味しさではないだろうか。

大勝軒といえば、ラーメン・つけ麺である。しかし今しか味わうことのできない、復刻版カレーライス。普段は麺、という人も一度お試しあれ。これはクセになるぞ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 お茶の水 大勝軒
住所 東京都千代田区神田小川町3-1-5 須田ビル 2F
営業時間 11:00~22:00
定休日 月曜日

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24