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安くて量の多い唐揚げ弁当を食べ歩くにつれて、新たな情報が続々と集まってくる。これまで紹介してきたお店のなかで、私(佐藤)は安さ爆発の「ダイナマイトキッチン」が一番コスパが高いと結論づけていたのだが、これを上回るコスパのお店があるとの情報を得た!

読者に推薦して頂いたお店、「サンドーレあおやま」はこのお店よりも安く、なおかつ量の多い唐揚げ弁当を提供しているという。本当か!? これ以上コストパフォーマンスの優れた店があるのか!? ということで、実際に行ってみると……。コスパどころの話じゃねえーーー!!

・駅から遠い……

お店は非常にアクセスしにくい場所にある。東京都江東区末広通り商店街にあるのだが、最寄り駅の東西線の南砂町駅から、徒歩で20分程度かかる。この夏の暑いさなかに、弁当を求めて歩き続けるのは、ちょっと大変だ。私はうかつにも、盆中であることをすっかり忘れて、お店まで歩いてしまった。その日は休み……。さすがにショックを受けたぞ……。

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・普通盛574円で良いのか?

改めて盆明けにお店へと、またひたすら歩いた。コスパが高いと噂の唐揚げ弁当に、ありつくために。そうして、無事に営業中のお店にたどり着いたのである。お店は手作り惣菜とお弁当がメイン、そのほかサンドイッチの品ぞろえも豊富。古き良きお弁当屋さんとして、地域で親しまれているようだ。

さて、注文するのは唐揚げ弁当なのだが、ちょっと困った。それは、大盛りを頼むべきかどうかだ。店先に写真付きのメニューがない。唐揚げ弁当は574円。これで盛りが普通だったらどうしよう。あとで「大盛りを注文すべきだった……」とは思いたくない。だって駅から遠いから、また暑いなか歩きたくないのだ。さんざん考えた挙句、ここは普通の唐揚げ弁当で勝負!

実際に注文してわかった。それで正解だった。だって、持ち帰った弁当の形状が明らかにおかしいんだもの。フタが閉まっていない。というか、これマジで普通盛りなのか!?

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・どう見て574円の量ではない!

なぜ、大きな弁当容器を使わないのか? これはもうフタが閉まるとか、コスパがどうとか、そんなレベルじゃないだろ! これは「はみ出す」という表現さえ生ぬるいくらいだ。

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弁当を広げてみると、ここもまたご飯が “おかず” と化している。ご飯とおかずの主従関係は完全に逆転し、「ご飯をおかずに唐揚げ食う」状態である。

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・岩山のごとき唐揚げ

それはたとえるなら岩だ。たとえるなら山だ、岩山だ。岩石のごとく積み上がった唐揚げの山。荒々しいその見た目に、思わず息を飲む。

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食べてみると、唐揚げは見た目通りにワイルドな味。しょうゆベースの味つけで、1つひとつが食い応えある。それが10個も山積みになっているから、かなりのボリューム。

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・調味料も下敷きに

ちなみに、この手の弁当では、他のおかずがいろいろな意味で犠牲になることは宿命だ。唐揚げの下敷きになっているのは、キャベツと漬物2種。さらに、ねりからしとしょうゆも下敷きになっていて、発見するのに時間がかかった。この2つの調味料を救い出すさまは、まるで発掘作業だった。

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ここを凌ぐコスパのお店は存在するのだろうか? 574円でこのボリュームは、ほかではなかなかないのかも。もしかして、都内1番のコスパか? いやいや、もっとスゴイところがあるぞ! という人は教えて欲しい。それにしても、唐揚げ弁当の世界は奥深い!!

・今回訪問した店舗の情報

店名 サンド―レあおやま
住所 東京都江東区東砂 5-4-13
営業時間 7:30~20:00
定休日 月曜日(盆中休みあり)

Report:唐揚げ弁当評論家 佐藤英典
Photo:Rocketnews24

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