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2016年を振り返ったとき、「ベッキー不倫騒動」や「イチロー選手の歴代最多安打」、さらには「リオデジャネイロオリンピック」と同レベルのトピックとなっているのが『ポケモンGO』だろう。配信以来、社会現象レベルで話題を振りまいているから流行語大賞もかなり濃厚なハズだ。

日本での配信がスタートしてからそろそろ4週間が経とうとしているポケモンGOだが、もしあなたがまだまだ同ゲームにハマっているとしたら、こんなことを周囲の人から言われたことはないだろうか? 「まだやってるの?」(笑)と……。ヤツらは一体何様のつもりなのか?

・ポケモンGOにドハマり中

何を隠そう記者は、配信以来ポケモンGOにドハマり中。ポケモンはぶっちゃけピカチュウしか知らなかったが、これまでチマチマ遊んでいたゲームアプリを放り出し、1日10キロ以上を歩くことも厭(いと)わないほどポケモンGOにハマりまくっている。

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自分でも「38歳にもなって……」と思うが、楽しいものは仕方がない。今は純粋にポケモンGOが楽しいのだ。寝ても覚めてもポケモンGO。図鑑を完成させるまで、最強の1体を作り上げるまで……というか飽きるまで、記者のポケモンGO熱は冷めないだろう。

・謎の上から目線

それはさておき、ポケモンGOは海外での前評判が異常に高く、日本でのサービススタート直後から多くのユーザーが同時にプレイを開始した珍しいゲームである。普段ゲームをしない人でも「とりあえずやってみるか」とダウンロードした人も多いハズだ。

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中には「ツマラない」「おもしろくない」「飽きた」という人もいるに違いない。それ自体は人それぞれだから別にいいとしよう。問題は「まだやってるの?」(笑)と、謎の上から目線でせせら笑ってくるヤツらである。果たしてヤツらは一体何様のつもりなのか?

・何様のつもりなのか?

彼らがゲームにハマらなかったことを、とやかく言うつもりはないし、こちらから「もう飽きたの!?」なんて一言も言っていない。それこそ人それぞれである。なのに、いかにもゲームを極めたような表情で「俺の方が人間的に上」的なオーラを発する態度にマジで腹が立つ。一言「ほっとけ馬鹿!」である。

別に俺が何に夢中でもいいじゃない! 迷惑かけてないじゃない!! え、なんでそんな上から目線なの!? え、俺より強いモンスター作っちゃったの!?  図鑑埋まったの!? だから飽きちゃったの!? なんでそんな極めた顔が出来るの!? ねえ、馬鹿なの!? 大馬鹿なの!!??

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・ほっとけ馬鹿!

別に記者も「一生ポケモンGOをプレイします!」とは言っていない。楽しいうちは楽しい、ただそれだけだ。「流行に乗らなかった俺カッコいい」を別に否定はしないが、人にわざわざ上から目線でアピールするのは違うだろう。もう一度「ほっとけ馬鹿!」である。

話題にもならないようなゲームならともかく、これだけの大ブームになるとアンチが出現するものだ。今回ご紹介したような上から目線野郎も現れる。そんなときは「ほっとけ馬鹿!」と黙殺しよう。そして自分がゲームに飽きたとき同じような態度を取らないようにしよう。それが個人を尊重するということだ。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼ただし、ポケモンGOで熱中症になったときは自分でも大馬鹿野郎だと思った。