白黒のふわもこ先生といえばパンダ! 動物園のパンダは、中にオッサンが入っている説があるくらいダラ~っとしたり愛嬌をふりまいてくれる。だが、野生のパンダはそうもいかない。人間に慣れてしまっては生きてはいけない。

そんな野生に返すパンダにはどう接すればいいのか? ひとつの答えをあるプロカメラマンが見せて話題となっている。それが予想外のガチぶりなのだ!

・対パンダ専用装備

話題となっているのは、ナショナルジオグラフィックのカメラマン “エイミー・ビターリ” さん。彼女の装備を見てみると……こ、これは!? パンダスーツに身を包み、顔は白塗り。そしてパンダ同様に目の周りを黒く塗っている。申し訳ないがコントのようだ。

しかし、エイミーさんは決してふざけているわけではない。これは、パンダに対し「自分は人間ではないよ」ということを示すためだ。スーツにはパンダの尿を染み込ませ細心の注意を払っているのだそう。

・ありのままのパンダの姿

そんなエイミーさんが撮影したパンダの姿は『ナショナルジオグラフィック』8月号に掲載されているとのこと。どんな表情のパンダを激写したのか、ぜひ見てみたい! そのほか、エイミーさんの Facebook や Instagram にもパンダの写真が投稿されているが、どれもとても可愛らしい。パンダたちの自然な姿を見ることができる。

・飼育員もパンダスーツ

なお、ナショナルジオグラフィックによると、中国のパンダ基地では人間に慣れさせないため飼育員も同様に尿が染み込んだパンダスーツを着用しているのだとか。そのビジュアルは完全にシュールだが、パンダの絶滅を回避するため真剣にお仕事をしているのである。

参照元:FacebookTechinsiderNational Geographic(英語)
執筆:沢井メグ

▼こちらがエイミーさんが撮影したパンダちゃん


▼なんというフォトジェニック……!!

▼飼育員もパンダスーツだ

▼エイミーさんの写真は雑誌で見られるようだぞ! 日本では2016年7月30日発売とのこと