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2016年7月30日は、夏バテ防止にうなぎを食べる日として知られている「土用の丑の日」だ。この日になるとコンビニやスーパーなどで盛んにうな重弁当が販売されるものの、1000円以上は当たり前。気軽に食べられる価格とは言い難い。

そんな中、コンビニやスーパーなどで7月4日から、うなぎエキスを使用したカップ焼きそば『一平ちゃん 夜店の焼そば 蒲焼のたれ味』が販売されているという。なに? うなぎエキスだと!? これはもしかしたら、うなぎの代わりになるかもしれない! そう考えた筆者は、本物のうな重と同じくお重に敷いたご飯の上に一平ちゃんを乗せて食べてみることにした。

・「うなぎの蒲焼」をイメージした商品

明星食品のホームページの情報によると、『一平ちゃん 夜店の焼そば 蒲焼のたれ味』は、夏に食べたくなる「うなぎの蒲焼」をイメージした商品で、蒲焼のたれを想起させる味わいに仕上げられているとのこと。

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・ソースには「うなぎエキス」を使用

しかもソースには、冒頭でお伝えした通り「うなぎエキス」が使用されており、ふりかけには、うなぎとの名コンビ「山椒」も入っているという。こうしてスペックだけを見ると、かなり本物のうなぎに近いような気がしてならない。ちなみに希望小売価格は税抜180円だ。

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・うなぎの代わりになればコスパ最強

もしこの一平ちゃんが、うなぎの代わりになればコスパ最強まちがい無し! ということで筆者はさっそく商品を入手。通常、うな重ではご飯の上にうなぎを乗せるところ、代わりに一平ちゃんを乗せて食べてみることにした。

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焼きそばの作り方は一般的なカップ焼きそばと同じだ。お湯を注いで3分経ったら湯切りをし、ソースを混ぜるだけである。なお、付属のわさびマヨネーズも先に混ぜておき、ふりかけのみご飯の上に乗せた後にかけることにした。

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・食べてみる

出来上がった焼きそば重を見ると……当然だがやはりどう見て焼きそばである。というかむしろ、“お重” という高級感のある容器に入ったカップ焼きそばに違和感さえ感じてしまう。ご飯と一緒にひとくち食べてみると……。

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やはり、コレはうなぎではなく完全に焼きそばだ。目を閉じて繰り返し味わってみても、焼きそばとしか思えない。確かに普通の一平ちゃんに比べると香ばしくビターで、うなぎの蒲焼に寄せた味わいではあるが、見た目、味、食感、その全てがうなぎとは別物。簡単に言えば、醤油ベースのカップ焼きそばといった感じだ。

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・うなぎとは全くの別物

うなぎのエキス入りの一平ちゃん 蒲焼のたれ味は、カップ焼きそばとして食べる分にはそこそこウマいが、うなぎの代わりにはならないと考えた方がいいだろう。ちなみに、わざわざお重に入れて食べると、“カップ焼きそばを無理やり豪華にしている感” に襲われ、とてつもない虚しさを感じる可能性があるから気をつけてほしい。

参考リンク:明星食品「新発売のご案内」
Report:K.ナガハシ
Photo:Rocketnews24.

▼一平ちゃん 夜店の焼そば 蒲焼のたれ味
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▼まずは焼きそばを作る
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▼お重にご飯を敷いて……
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▼その上に一平ちゃんを乗せれば……
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▼準備OK
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▼パッカーン!!
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▼どう見ても焼きそばだ
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▼やはり味も食感もうなぎとは別物
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▼あくまでも「焼きそば」と思って食べた方がいいだろう
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