全国的に梅雨明けが進むなか、本格的に夏が到来することもあり、真剣に日焼け止め対策を考えなければならない時期になった。自分ではきちんと日焼け止めを塗ったつもりが、海やプールから帰って来たら、「数カ所に変な日焼けが出来ていた……」なんてことは良くある話だ。

しかし、日焼け止めの塗り残し箇所を教えてくれる便利グッズがあれば、そんな心配は無用である! そこで、もうすぐ市場に登場予定だというデバイスについて、紹介したいと思う。

・日焼け止めの塗り残しを教えてくれるデバイスが登場!!

日焼け止めを塗っても色が付いていないので、どこを塗り残したのか把握することは難しい。そんな、日焼け止めの塗り残し箇所を教えてくれるデバイス「Sunscreenr:サンスクリーナー」を開発中なのは、米Voxelight社だ。

紫外線が、肌にダメージを与えるまでに15分程しかかからないとのことで、1.3メガピクセルUVカメラを搭載したサンスクリーナーを覗けば、日焼け止めを塗った部分が黒く映る仕組みになっている。

・30秒の録画機能で見えにくい箇所も撮影可能!

ということは、塗り残しを意味する明るい部分に日焼け止めを塗れば、紫外線による肌ダメージを防ぐことが出来るということだ。

同伴者がいる場合は、誰かにサンスクリーナーで背中など見えない部分をチェックしてもらえるが、一人でも心配ない。デバイスには30秒間の録画機能が搭載されているので、見えにくい箇所を撮影して確認することができるのだ。

もともとはスマホに取り付けて、スマホのファインダーから覗けるタイプが考案されていたが、ビーチなど太陽光が強い場所ではスマホの画面が見にくいことから、独立したデバイスになったという。

・価格は5分の1まで落とせる予定

ネットで募金を募るサイト「KICKSTARTER」で資金集め行ったサンスクリーナーは、同サイトにて事前予約を受け付け中で、価格は109ドル(約1万1500円)に設定されている。しかし、売れ行きが好調であれば、いずれは大量生産で価格を20ドル(約2100円)まで落とせるとのこと。商品の出荷は、2016年下半期を予定しているそうだ。

紫外線はシミやシワの原因になるだけでなく、皮膚癌(がん)を引き起こす可能性もあるだけに、日焼け止め対策は怠らないようにしたいものだ。三連休でビーチに行った筆者も、日焼け止めの塗り残し被害に遭ったばかりなので、ぜひサンスクリーナーを使いたいと思った次第である。

参照元:Facebook @SunscreenrMashableKICKSTARTER(英語)
執筆:Nekolas

▼こちらが日焼け止めの塗り残しを教えてくれるデバイス「サンスクリーナー」