肉を食べない菜食主義者は肉の味が嫌いだからではなく、健康面を考えたり動物愛護の観念を理由に、あえて肉を避けている人が多いように思う。徹底している人は、ホームパーティーなどで肉以外の料理が少なくても絶対に食べないし、自分の信念に従っているようである。

そんな菜食主義者に、あるシェフが、「コッソリ肉を提供するのが好きだ」とSNSにコメントを投稿! 彼らのポリシーを密かに壊そうとするシェフの行動に、ネットが大炎上しているというのだ!!

・菜食主義者にコッソリ肉を提供するのが好き!

あり得ない発言を SNS に投稿して問題になったのは、英ダービーにあるリトルオーバー・ロッジ・ホテルのレストランで働く、30歳のアレックス・ランバートさんだ。

彼は画像共有サイトInstagram上で、乳製品や魚も食べないヴィーガンの女性と言い合いとなった模様で、「菜食主義者にコッソリ肉を提供するのが好きだ」とのコメントを投稿。これを見た菜食主義者や動物愛護者が激怒し、SNS で大炎上となってしまったのだ。ちなみに、すでに彼の Instagram のアカウントは削除されている。

・言い合いになった末の発言で事実ではないと主張

アレックスさんは、ヴィーガンの女性を怒らせるために書き込んだだけの冗談で、菜食主義者の意志に反して、密かに肉を料理に入れたことはないと主張している。

彼の発言は菜食主義者のネットユーザーにより、アレックスさんが勤務するホテルの Facebook にもシェアされ、雇用主の耳にも問題発言が入るところとなってしまった。

・SNSでの発言が原因で解雇に!

リトルオーバー・ロッジ・ホテルが事実を調査したところ、「シェフが、菜食主義者の料理に、肉を密かに混入した事実は見つからなかった」と発表している。

しかし、彼の発言には問題があるとして、アレックスさんを解雇したとのこと。ネットでは、「アブないシェフだな」「自分でまいた種だから仕方がない」といった声が挙がっている。

アレックスさんの主張が本当なのかどうかは不明だが、自分では冗談半分で投稿したコメントが、SNS で大炎上してしまうこともある。よって、自分の全ての投稿に、いつも責任を持つ心構えが必要ではないだろうか。

参照元:Facebook @Littleover Lodge HotelMETRO(英語)
執筆:Nekolas