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みなさんは暴走族と聞けば、どういったイメージを思い描くだろうか? 私(中澤)はまず、怖いヤンキー同士の血みどろの抗争を思い描く。間違っても入りたいとは思わないし、暴走族に入る人の気持ちも理解できない。どちらかといえば、みなさんも「怖い」というイメージが先行するだろう。

しかしこの度、そんなイメージを覆してしまう事件が起きた。バイクで蛇行運転や信号無視を繰り返し、暴走した埼玉の少年らが逮捕されたその理由が「リーダー格の少年がバレンタインデーまでに彼女ができなかったから」だったのだ。…………うん……辛かったな。でも、1回落ち着こうか

・まるで暴走族マンガのような

前述した通り、ガチの暴走族の気持ちは理解できない私だが、暴走族マンガは結構好きだ。マンガ『湘南純愛組』や『特攻みの拓』は今でも胸キュンしてしまう。バイオレンスな日々の中にある絆と、少しばかりの純愛ロマンスの青臭さが最高なのだ。
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そんなわけで中学時代には、「ピリオドの向こう」とか「あの人は風になったんだ」的な世界観が好きだった。この少年たちが語った暴走の理由は、そういった暴走族マンガみたいな青臭さを感じる。彼女ができないから少年たちは風になった。まさにさみしがり屋たちの伝説である。

……少しばかり話が逸れてしまったが、今回の事件についてネットの声は以下の通り。意外な意見も飛び出している。

・ネットの声

「かわいい」
泣いた
「なんだか憐れな気持ちにさせられる……」
「かわいいけどアホやな(笑)」
「かわいいな(笑)」
「余計に彼女出来ないじゃん」
「絶対によくないと思うけど、なんか笑ってしまう」
なんで俺呼ばんかったんや
「そんな事してっから彼女ができないんでショ!」
「いや、こういう風だから彼女が出来ないんだよ」
「そんなんだから出来ないんだよ!」
「おまえら……」

他人に迷惑をかける暴走行為に走ってしまったのは、彼らの弱さの結果だろうか。そのため、温かい意見と「そんなことするから彼女できないんだ」という意見で真っ二つだった。

・立派な大人へ

今回の事件は、若さゆえの暴走行為……とも言えるが、社会のルールは年齢関係なく守らなければいけないものだ。今は容疑を認めているという彼ら。警視庁という名のピリオドがあってよかったと思えるよう、しっかり反省して欲しい。これから立派な大人になっていけば、自然と彼女もできるだろう。

参照元:テレ朝news
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼暴走行為に走っても彼女はできないZE
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