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突然だけど……もう梅雨って明けてるの? 仮に明けてないにせよ、ちょっとこの暑さは異常! おい、夏!! 本気出すの早すぎるぞーーーッ!! 仕上がり早すぎィィィイイイ! ……と、無慈悲なまでの暑さが続くこんなとき、大活躍するのが「そうめん」だ。

好みにもよるだろうが、私(P.K.サンジュン)は通常なら2分のところ1分ちょっとしか茹でない歯切れのイイ硬さが好み。だがしかし……いまネット上で、わざと表示時間より長く茹でる、通称『4分そうめん』が驚くほどウマいと話題になっているのだ。

・普段は絶対に硬め派

以前の記事で、芸能界きってのそうめん好き、藤井フミヤさんが推奨するそうめんの茹で方「フミヤスタイル」をご紹介した。パッケージにある表示時間よりもマイナス30秒で茹でることで、そうめんのコシを極限までに引き出す調理方法である。

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記者もフミヤスタイルを知る前からコシの強いそうめんが好きで、「そうめんはプツプツしたキレ味が命!」と思いながら30年以上も生きてきた。というか、そうめんに限らず麺類は硬めが好みで、むしろ茹ですぎたブヨブヨの麺は好んで食べたくない。きっと私と同じ考えの人は多いことだろう。

それなのに、冒頭でお伝えした『4分そうめん』である……ウマいわけがない! むしろマズいに決まってる!! とはいえ、ネット上で「新食感」「斬新な茹で方」「この発想はなかった」と称賛の声が集まっているのだ。これはそうめん大好きっ子として、確かめるしかあるまい……。

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・「4分そうめん」のレシピ

【材料】
そうめん:適量
氷水:大量

1:大きめの鍋で、そうめんを4分茹でる。吹きこぼれに注意。
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2:ザルにあげたら水で粗熱を取りながらヌメりを取る。
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3:さらに、大量の氷水で締めつつよく洗う。
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──以上である! 普段、1分そこそこしかそうめんを茹でない私からすると、麺はかなりの水を吸収している。だがその分、氷水から引き揚げたそうめんはいつもよりツヤツヤと輝いている

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・食べてみた

さっそく食べてみると、な……なるほど! そういうことか!! まず、心配していたブヨブヨ感は全くない。氷水でしっかりと締められているから、伸びている感覚は皆無だ。

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そして『4分そうめん』最大の特徴は、口当たりの良さにある。ムチムチッとした食感は艶やかで、これはこれでそうめんの新しい魅力といえよう。プツプツとした食感だけではない、今まで知らなかったそうめんの顔を見た気分だ。

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なお、注意点としては氷水で締める際、凍傷寸前レベルで手が冷たくなるから注意して欲しい。記者はフミヤスタイル支持派だが、3回に1回くらいは『4分そうめん』でもいいかな? と思えるほど、画期的な調理方法であった。これからの時期に、ぜひ1度試してほしい。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼大量の氷水を用意する。これがポイントだ。
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▼吹きこぼれに注意しながら4分茹でよう。
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▼ザルにあげたらスピード命! 粗熱を取りながらヌメリを落としていく。
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▼さらに氷水に入れ、締めながらヌメりを落とす!
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▼ビックリするほど手が冷たくなるから要注意。
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▼こちら4分そうめん。ツヤツヤ。
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▼これはこれでウマい! ブヨブヨ感は全然ないから、気になる人は1度試してみよう。
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