クレーム2

誰でも自分の子供は可愛いに違いない。しかし近年、過保護を越えた理不尽な要求を学校にする「モンスターペアレント」が問題視されており、そのあまりに無茶な主張例がTwitter(ツイッター)に投稿されて話題となっている。

投稿された画像には「保護者・地域からの苦情例」が書かれているのだが……どれもひと昔前なら考えられない無茶苦茶なクレームで、「マジかよッ!」と目を疑うばかりである。その衝撃の内容をご紹介しよう。

・保護者の苦情例

話題となっている画像は、投稿者が受講した教職課程の授業で発表された保護者の苦情例だという。スクリーンには「授業中にお菓子を食べたので注意したら……」や「運動会の練習で『気をつけ』と号令をかけたら…」など5つほど例が挙げられているのだ。以下がその内容である。

授業中にお菓子を食べたので注意したら……
「おなかがすいていたのにかわいそうじゃないか!」

運動会の練習で「気をつけ」と号令をかけたら……
「軍隊みたいな教育をするな!」

携帯を取り上げたら……
「教師が取り上げるな! 料金を支払え!」

近所のごみに火をつけて遊んでいて警察に通報されたら……
「学校がもみ消せ!」

今年は桜の花が美しくない……
「あんたのとこの学校の教育がおかしいからだ!」

──以上である。あくまで授業で使用された具体例ながらこのツイートに対して、ユーザーからはモンスターペアレントの怖さを嘆く声や、教師に対する同情のコメントが多数寄せられている。ピックアップしてご紹介しよう。

・ネットの声

「放火は普通に警察通報でいいよね……」
「これがモンスターペアレンツ」
「こういうの見てると良い親に恵まれて良かったと思える」
「これが人の親を名乗ろうなんて100年早い」
「学校の教師も大変やね」
「教師って言う志しを持った若者は応援してあげたい」

もう一度言うが、紹介したクレームはあくまで例題である。しかし、何かとモンスターペアレンツが問題視される今の教育現場……現実にありえるのだろう。この問題に対して、あなたはどう思うだろうか?

参考元:Twitter @olddeuce
Photo:桐間紗路(シャロの人)@神霊種神髄, used with permission.
執筆:りょう

▼これが保護者たちのメチャクチャな苦情例
https://twitter.com/olddeuce/status/750524247366303744

▼まじか……
https://twitter.com/olddeuce/status/751034271163256832