2016-07-06 11.47.59
バンドマンが演奏する楽器と聞いて「オルゴール」を連想する方はいるだろうか? やはり最初に思い浮かぶのはギター、ベース、ドラム、キーボードあたりが一般的と言えるだろう。

以前ご紹介した、驚異の楽器「Marble Machine」を製作したバンドマンが、なんと新たに「オルゴール」を完成させたとのこと。いったいどんなサウンドに仕上がっているのだろうか?

・自作自演しているのは「マーティン・モリン」

前回のMarble Machine同様、その新しい楽器を自作自演しているのはスウェーデンのバンド「ウインターガタン」のメンバー『マーティン・モリン』である。今回の製作もソロとしてではなく、あくまでもウィンターガタン名義で行なっているようだ。

・まるで “おもちゃの観覧車” のような木製の機械

動画で初めに映るのは、まるで “おもちゃの観覧車” のような木製の機械。続いて、マーティン・モリンがゴソゴソとその機械にシートをセットして、横のスイッチを「カチャっ」とONにすると……。

・シート式のオルゴール「Music Box」

なんとも切ないハーモニーが聞こえてくるではないか! 何と、この木製の機械こそが「Music Box」というマーティン・モリンが自作したシート式のオルゴールだという。

・バイオリンのように演奏するシンセ「Modulin」

その後、動画の1分50秒のあたりで、今度は自作のバイオリン風シンセ「Modulin」が登場。オルゴールの演奏をバックに、マーティン・モリンが美しいメロディーを奏で始めるのだ。

・どことなく懐かしく心地良いサウンド

Music BoxとModulinのどちらも電源がなければ動かない電子楽器ではあるものの、機械っぽさを感じさせない、どこか懐かしく心地良いサウンドが印象的である。音楽ファンならずとも、動画でぜひその音色をご確認いただきたい。

・Marble Machineの改良版も製作中

なお、ウインターガタンは現在、ツアーの合間を縫って、持ち運べるよう改良したMarble Machineも製作中とのこと。もしかすると、日本でもその音を生で聴ける日が来るかもしれないぞ。

参照元:YouTube
執筆:K.ナガハシ

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