nakamura

現代サッカーにおいて、重要な得点源となるのがセットプレーだ。チームに精度の高いキッカーがいれば、それだけで有利。相手がファウルを恐れる上、ゴールに近い位置でフリーキックを得ようものなら大チャンスとなる。

では、どの選手がヤバいのか。いまいちピンとこない人もいると思われるので、厳選した10人をご紹介したい。もしも彼らにフリーキックを与えようものなら、相手に残された手段は神頼みくらいしかないだろう。

【フリーキックで得点の匂いしかしないキッカー10選】
1:ベイル

まず一人目は、レアル・マドリードの一員であり、ウェールズ代表のベイル。現在行われている「EURO2016」では、2戦連続フリーキックからゴールを奪い、ノリにノっている。もはや彼のフリーキックは、得点の匂いしかしない。

2:チャルハノール

世界でナンバーワンのフリーキッカーとの呼び声が高いのが、トルコ代表のチャルハノール。多彩なキックを武器にどんな位置からでもゴールを狙うことができる彼は、22歳と若く、さらなる活躍が期待される選手だ。

3:パイエ

「EURO2016」でフランス代表を牽引しているのが、サイドアタッカーのパイエ。クロスボールなど、供給する正確なパスに裏づけされたキックは、セットプレーで相手の脅威となる。

4:エリクセン

24歳ながらデンマーク代表の絶対的司令塔に成長したエリクセンは、フリーキックも得意としており、世界トップクラスの精度を誇る。ちなみに先日のキリンカップで来日。日本代表との対戦は叶わなかったが、期待していた人も多いだろう。

5:ピルロ

長年、フリーキックの名手として世界に名をとどろかせているのが、元イタリア代表のピルロだ。どんなボールでも蹴ることができる彼の右足は、フィールドにいるだけで相手の恐怖。つい先日、移籍したアメリカでもフリーキックからゴールを奪っている。

6:メッシ

今さら説明するまでもないが、アルゼンチン代表の「神の子」も抜群にフリーキックがうまい。特にここ数年で精度はグングン上昇。ただでさえ危険な選手だが、セットプレーでも存在感を放っている。

7: ユヌゾビッチ

あまり名前は知られていないものの、世界有数のフリーキッカーなのが、オーストリア代表のユヌゾビッチ。「EURO2016」では、怪我をしてしまったが、フリーキック好きであれば覚えておきたい選手だ。

8:ピャニッチ

キリンカップでボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する際、ピャニッチの名前がなくてガッカリした人もいることだろう。彼もまたフリーキックの職人で、高い決定率を誇っている。

9:ネイマール

高いテクニックばかりが注目されがちだが、実はフリーキックもうまいのが「ブラジルの至宝」のネイマール。リオオリンピックでも、彼の右足から華麗なフリーキックが見られるかもしれない。

10:中村俊輔

そして最後は、日本が世界に誇るフリーキックの名手・中村俊輔だ。直接フリーキックから決めたJリーグ記録はご存知の通り。日本代表GKたちからもゴールを奪っている。彼の左足から放たれる正確無比のフリーキックは、もはや得点の匂いしかしない。

……以上が「フリーキックで得点の匂いしかしないキッカー10選」だ。サッカーの試合を観戦している際、彼らがフリーキックを蹴る時はよそ見厳禁。どのようにしてゴールネットを揺らすか注目しよう。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼ベイルのフリーキック集

▼EUROのイングランド戦ではフリーキックから2戦連発

▼世界一のフリーキッカーとも言われるチャルハノール

▼パイエのフリーキック集

▼デンマークの若き司令塔・エリクセン

▼フリーキックといえばピルロ

▼先日メジャーリーグサッカーでもフリーキックからゴール!

▼メッシもフリーキックを得意としている

▼世界有数のフリーキッカーであるユヌゾビッチ

▼成功率が高いピャニッチ

▼ネイマールもフリーキックがうまい

▼日本代表GKからゴールを奪った中村俊輔

▼セルティック時代のフリーキック