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いよいよ、6月10日より1カ月に渡って行われる「EURO2016」まであと少しだ。欧州を舞台に世界最高峰の戦いが繰り広げられるため、今からドキドキ。寝不足を覚悟している人も多いのではないだろうか。

開幕までもう待てない! そんな人のために今回は「過去のEUROで決まった衝撃ゴール」を10発厳選したのでご紹介したい。あの選手のゴールや伝説のゴール……あなたはどれくらい覚えているだろう。

【過去のEUROで決まった衝撃ゴール10選】
1:ジダン(フランス)

まず人々の記憶に刻みついているゴールといえば、なんといっても2004年大会のジダンだろう。フランスはイングランドとの試合で1点を追う展開のまま後半ロスタイムを迎えたものの、ジダンがフリーキックを沈めると、3分間で逆転に成功。歴史に残る劇的な勝利を収めた。

2:イブラヒモビッチ(スウェーデン)

続いては、現在も世界トッププレイヤーとして君臨するイブラヒモビッチ。2004年大会のイタリア戦で見せたテコンドーキックからのゴールは、今でも語り継がれるほどの一撃となった。

3:ガスコイン(イングランド)

1996年大会で伝説となったのは、スコットランド戦でガスコインが見せた美技。相手ディフェンスの上にボールを浮かして交わし、そのままボレーを叩き込んだシーンは見たことのある人も多いだろう。

4:マニシェ(ポルトガル)

自国開催の2004年大会で伏兵・ギリシャに敗北し、優勝を逃したポルトガル。若き日のクリスティアーノ・ロナウドが号泣したことが思い出されるが、同時に鮮烈なインパクトを残したのがオランダ戦のマニシェだ。ショートコーナーからズドンと突き刺したミドルシュートは、滅多に見られないスーパーゴールだった。

5:バロシュ(チェコ)

スーパーゴールが生まれまくった2004年大会。チェコ代表のバロシュは、オランダ戦でスーパーボレーを叩き込んだ。シュートの美しさはもちろん、チェコの連携も素晴らしいものがあった。

6:トレセゲ(フランス)

2000年大会の決勝で優勝を決めたのが、こちらのゴール。イタリアとの試合は、1−1で延長戦に突入し、103分にトレセゲが豪快なゴールデンゴールをぶち込んだ。ニアハイに見舞った強烈な一撃は、絶対にキーパーが取れないレベル。フランスはW杯に続いて主要大会の連覇を果たした。

7:シュケル(クロアチア)

1996年大会、デンマークとの試合で神がかったゴールを決めたのはクロアチアのシュケルだった。ロングボールを完璧なトラップで抑えると、ゴールへ一直線。冷静にキーパーの位置を見極めて、ふわりと浮かせるループシュートでオシャレに沈めた。

8:フランク・デ・ブール(オランダ)

フリーキックの名手として知られているフランク・デ・ブールは、2000年大会でも歴史に残るフリーキックを沈めてみせた。フランスとの試合で得意の左足を一閃。アウトにありえないほど曲がったシュートは、キーパーの手を弾いてネットを揺らした。

9:ロニー・ウィーラン(アイルランド)

少しばかり昔だが、1988年大会ではソ連(現ロシア)相手にアイルランドのロニー・ウィーランが歴史に残るスーパーゴールを決めた。ロングスローをダイレクトボレーで叩き込んだゴールは、今見てもインパクト大だ。

10:ファンバステン(オランダ)

そしてあまりに有名なのが、1988年大会のオランダ vs ソ連でファンバステンが決めたゴールだ。決勝という大舞台ということもさることながら、角度のない位置から叩き込んだボレーシュートは今でも伝説となっている。

……以上である! はたしてフランスで行われる今大会では、どのような素晴らしいゴールが生まれるのだろうか。強豪国同士がプライドをかけて戦う日々まであとわずか。今から楽しみだ。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし

▼ジダンのフリーキックは1:30〜(動画はYouTubeで見よう)

▼イブラヒモビッチがテコンドーキックから決めたゴール

▼イブラヒモビッチは2012年のEUROでも凄まじいゴールを決めている

▼ガスコインのスーパーゴール

▼ガスコインは決勝のドイツ戦で世紀のミスキックも見せている

▼マニシェ0:55〜(動画はYouTubeで確認しよう!)

▼バロシュのスーパーゴールは2:42〜

▼優勝を決めたトレセゲのスーパーゴール

▼シュケルのゴールはタッチも神(動画はYouTubeで確認しよう!)

▼フランク・デ・ブールのフリーキックは1:06〜

▼ロングスローもスゴい

▼ファンバステンのゴールは伝説だ