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ノートなどの端に1枚1枚絵を描いていき、端をパラパラめくることで、絵が動いているように見せるパラパラマンガ。普通は、授業の暇つぶしくらいのものであるこの遊びを、芸の域まで高めているのがお笑い芸人の鉄拳だ。その彼の存在を一躍世界に知らしめたのが、テレビ番組で作ったパラパラマンガ『振り子』。

あまりの素晴らしさが大反響を呼び、BGMであったMUSEの名曲『Exogenesis: Symphony Part 3 (Redemption) 』の公式ミュージックビデオとなった。その後のシングル「フォローミー」のミュージックビデオ(MV)も鉄拳が描き下ろすなど、もはや固い絆のようなものさえ感じる2者が再度コラボしたMVが公開されたぞ!

・重厚で壮大なイントロ

曲は、イギリスで2015年6月8日にリリースされた(日本では6月10日)MUSEの7thアルバム『ドローンズ』に収録されている「アフターマス」。低いシンセの音とコーラスから始まる重厚で壮大な曲だ。曲の始まりは砂漠の空に砂で描かれたこの曲のタイトルが浮かんでいる。

・ダイナミックな視点の変化

そのタイトルが風に吹かれて四散すると、悲しげなベースとギターのメロディーと共に視点が引いて、映し出される1人の兵士。この視点の動き方が “鉄拳のパラパラマンガ” という感じがする。

その後、広がっていく曲のイメージに合わせてダイナミックに展開していく世界観は映画を見ているようだ。世界的ロックバンド・MUSEと日本のお笑い芸人・鉄拳の奇妙な絆のコラボ。きっとあなたの心にも何かを残すことだろう。

参照元:YouTube
執筆:中澤星児

▼ダイナミックな視点で描かれる映画のようなパラパラマンガは鳥肌必至!

▼Museと鉄拳のコラボ第1段『Exogenesis Symphony Part III』

▼Museと鉄拳のコラボ第2段『Follow Me』