04

2016年4月29日、いよいよ話題の映画『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』が公開される。大ヒットした『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』の後継作だから、このゴールデンウィークに劇場へ足を運ぶ人も多いことだろう。

今作にはざっと12人のスーパーヒーローたちが集結しており、予備知識があった方がより楽しめることは確実だ。そこで今回は原作情報も含めつつ、『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』の主要登場人物のプロフィールをまとめてみたのでご覧いただきたい。

・12人のヒーローたち

登場人物のキャラ紹介をする前に一点断わっておくと、映画と原作で設定が違う点もこの記事には含まれている。さらに言うと原作もアメコミ特有の文化「リセット」(それまでの設定をリセットすること)されることもあるから、大まかな知識として参考にしてほしい。

00

・キャプテン・アメリカ(スティーブ・ロジャース)

元々は病弱な青年であったが、第二次世界大戦中に米軍が密かに行った「スーパーソルジャー計画」により誕生。特殊な血清の効果で、人間の限界を突破した身体能力を有している。年齢的にはおじいさんなのに見た目が若いのは、約70年間も氷漬けにされていたのと血清のおかげ。

トレードマークの盾は、地球で最も硬い希少金属 “ヴィブラニウム” 製で、基本的には傷すらつかない。最大の武器は、強いリーダーシップと精神の高潔さで、いつでもヒーローたちのリーダー的な存在。まさにキャプテンである。

・ウィンター・ソルジャー(バッキー・バーンズ)

原作ではバットマンでいうところのロビン的な、キャップ(キャプテン・アメリカ)のサイドキック(相棒)。キャップと同じく氷漬けにされていたが、彼は記憶を失くした状態でソ連に発見された。

その後、洗脳されソ連の暗殺者「ウィンター・ソルジャー」となり暗躍。映画「キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー」でキャップと再会を果たすも、記憶は曖昧なままである。高い身体能力とソ連の生体工学技術を結集した義手が武器。

03

・ファルコン(サム・ウィルソン)

原作ではかなり影が薄いファルコン。映画によりその存在がフューチャーされた1人だ。原作も映画も「飛行能力」が彼の唯一にして最大の武器。キャプテン・アメリカとの友情が厚い。

・ホークアイ(クリント・バートン)

こちらも原作では影が薄かったものの、映画で出世したキャラの1人。弓矢の能力に長けており「地上最強の射手」と呼ばれている。原作ではサーカスで育ったという設定で、性格はどちらかというと自分勝手。そのため何度か死んでいる。

01

・スカーレット・ウィッチ(ワンダ・マキシモフ)

原作ではX-MENの超大物「マグニート」の娘という設定。映画ではちょっとした超能力程度しかないと思われがちだが、原作で「現実を改変する」というマーベルコミック最強レベルの能力の持ち主で、今作の登場人物の中では断トツで強い。なお、原作ではビジョンと結婚している(後に離婚)。

・アントマン(スコット・ラング)

元々は、天才科学者「ヘンリー・ピム」博士が開発した、人間のサイズを縮小させるスーツ。それを盗んだ後に改心し、2代目アントマンとなったのがスコット・ラングである。原子レベルまで体を縮小させられる一方、巨大化し「ジャイアントマン」になることも。

まだまだ折り返しの6人目。残りのスーパーヒーローたちについては次ページへGO!

参考リンク:シビル・ウォー / キャプテンアメリカ公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:(C)2016 Marvel.