以前の記事で、株式会社タニタの公式Twitter が5年間もサービスを利用しているのに、公式バッジ(認証マーク)がついていないことについてお伝えした。さまざまな企業の公式アカウントから励ましのコメントが相次ぎ、ついに公式バッジをつけられることになったのに、タニタはなぜかその申し出を断った。なぜだ、タニタ……。

さて、そこで気になるのが、公式バッジの付与に何か明確な判断基準が設けられているのだろうか? ということだ。気になったのでTwitter に問い合わせたところ、次のような回答を得ることができた。

・公式バッジ(認証マーク)について、Twitter の回答

「認証マークは一般的には、そのアカウントの偽物アカウントが出てきてツイートを行うと利用者の皆さんに混乱が起こるであろうというアカウントにつけているものです。例えば、首相官邸やメディアの皆さん、また、芸能人や政治、スポーツ関係の方々などが含まれます。

とは申すものの、サービス開始から10年の間にTwitter の社内のルールも変わってきています。一時期、広告主となられた企業アカウントに認証マークを付けていた時期もありました。

現在は、ヘルプセンターにもありますように『音楽、演劇、ファッション、政府、政治、宗教、ジャーナリズム、メディア、スポーツ、ビジネス、その他の注目分野で著名なユーザー』の方々を中心に認証させていただいています」

とのことだった。調べてみると、たしかにヘルプセンターに説明が記載されている。気になる方は、そちらを参考にすると良いだろう。

それにしても、タニタはどうして断ったのか? 何かチャレンジを実施することを考えているようだが、それに失敗したら、2度と公式バッジを得ることができなくなるかも……。バッジがないのもタニタらしいのかな?

参考リンク:Twitter @TANITAofficial
執筆:佐藤英典
画像:Screenshot