bulgaria

サッカーの試合において、少々の小競り合いは日常茶飯事である。しかし、その原因が「泥水をブッカケ合う」ということは初めてではないだろうか。まさかまさかのそのまさか。そんなことから勃発した小競り合い劇はブルガリアの地で起きた。

YouTube にアップされた動画「Meanwhile in the lower leagues of Bulgaria」を再生すると、ピッチが水浸しの劣悪コンディションの中で行われている試合を確認できる。そしてPKの判定が与えられた次の瞬間! 目を疑うような光景がそこにはあった。

・泥水をブッカケ合って小競り合いが勃発

赤チームが青チームの陣内へ攻め込み、ペナルティエリア内で倒されるとPKが与えられる。そこで赤チームの選手は足場を固めようと泥水をかき出そうとするのだが……そうはさせまいとするのが、問題のシーンだ。

なんと青チームの選手たちは泥水をかき出そうとするのを妨害! 何とかPKを邪魔しようと泥水を足場に向かってブッカケまくるのである! もちろん、そうなったからには赤チームも怒り心頭。一触即発の小競り合いが始まる。

・本当の泥仕合

本来の争点を忘れて醜く争うことを「泥仕合」というが、泥水をブッカケ合う姿はまさにそう呼ぶにふさわしい状態だ。お互いに負けたくないという気持ちが行動に繋がったのだろうが、まるで子供のような姿は情けないような気もする。ちなみにPKは悪すぎる足場のせいか、失敗に終わっている。

参照元:YouTube
執筆:原田たかし