人生は長いようで短く、気が付いたら、アっという間に10年が過ぎ去っていたりする。思い返せば、行きたいと思っていた場所にも行っていないし、やりたかったことも出来ず終いのまま……なんてことは珍しくない。
そんな人生について、「いつ何が起きて命を落とすか分からない」と悟り、夢を叶えるために一念発起した女性がいるので紹介したい。1カ月で3つの災難に見舞われてしまった彼女は、念願だった ‟世界の七不思議” を訪れる旅に出ることを決意! しかも、たった13日間で全ての場所を周る、弾丸旅行を決行してしまったのである!!
・1カ月で3つもの災難に見舞われてしまった女性
米女性のミーガン・サリヴァンさんは、国立公園でロッククライミング中に15メートルの高さから転落し、その後に交通事故に遭い、さらに皮膚癌(がん)を宣告されるという災難に、わずか1カ月のうちに見舞われてしまったという。
幸い、転落・交通事故の怪我から回復し、癌治療を終えて健康を取り戻すことができた彼女は、「いつ何が起きて命を落とすか分からない」と、人生のはかなさを思い知らされたという。そして、元気になってから2週間後、かねてから夢見ていた ‟世界の七不思議” を訪れる旅に出ることを決意したのである!
・13日間で ‟世界の七不思議” を訪れる弾丸旅行へ!!
しかも、12カ国を13日間で周る超弾丸旅行をわずか3時間で計画し、出会って2週間しか経っていない新恋人を伴うことにしたのだ。
旅の様子をコンパクトにまとめた動画「The New 7 Wonders of the World in 13 Days 」で彼女が訪れた場所は、マヤ文明の遺跡「チチェン・イッツァ(メキシコ)」とインカ帝国の遺跡「マチュ・ピチュ(ペルー)」、「リコルコバードのキリスト像(ブラジル)」と円形闘技場「コロッセオ(イタリア)」、「ペトラ遺跡(ヨルダン)」と「タージ・マハル(インド)」、そして最後が「万里の長城(中国)」である。
・短い期間で長い間抱いていた夢を叶える!
‟世界の七不思議” にたどり着いたミーガンさんは、最初の目的地チチェン・イッツァでは指を1本立てたポーズで写真に収まり、最後の万里の長城では指を7本立てたポーズで記念撮影。計画通り13日間という短い期間で、長い間抱いていた夢を叶えてしまったのだ。
彼女自身のウェブサイト「7 Wonders of the World in 13 Days」では写真だけでなく、それぞれの場所で体験した出来事や旅の仕方、予算の組み方など役立つアドバイスも綴られている。
‟思い立ったが吉日” というが、「いつか時間ができた時に……」なんて思っていたら、したいことが何もできないなまま終わってしまいかねない。ミーガンさんように思い残すことのない人生にするためにも、時には、思い切って行動を起こすべきなのかもしれない。
参照元:YouTube、7 Wonders of the World in 13 Days(英語)
執筆:Nekolas
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