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ハラ・ヘリ・ヘリ・ハラ飯食ったか!? 食ってない! 腹が減って死にそうだ……。食に関してそこまで欲のない私(中澤)は、何かに集中するとついつい食べることを後回しにしてしまう。気づいたら目がかすみ、寒気を感じるほどに腹が減っている。

そしてそんな時はついつい自分の胃袋を過信してしまうのだが、今回たどり着いたのは『そば処港屋』……立ちそば界の二郎と呼ばれる店である。すでに正常な判断力が無くなっている私は、何も考えずに突撃した。ラー油が苦手なこともすっかり忘れて

・SAPPUKEI

そもそも、下調べをする余裕さえなかったため、この店の外観にまず驚いた。道端に突然現れるシェルターのようなセメントの箱。灰色の壁には横一文字に細い窓が刻まれ、横の出入り口の右側に「Minatoya」と書かれた小さい表札のような看板……SAPPUKEI! 都市ビルに天狗が飛ぶわっ!!
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・シャレオツな内装

それはともかく、入店してみると……ぼんやりしたオシャレな照明で暗めに調整された店の中心には、木の枝を植えた花瓶が置かれている。まるで日本庭園を思わせる。その花瓶を囲むように大理石の机が設置されていて、小粋なバーにいるような雰囲気だ。漂う強い海苔の香りが食欲を刺激する。
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・恐怖のつけ汁

この店は先に会計を済ませるスタイルのようだ。入ってすぐ右手のレジでお会計を終わらせて、奧のカウンターでメニューを受け取る。私は「冷たい肉そば(870円)」を注文。暇なので作っているのを見ていたら、つけ汁にめっちゃラー油入れてるーーーーー! あの……そんなにドバドバいっちゃいます?
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・そびえ立つ肉・肉・肉

そして、つけ汁とそばのどんぶりが「ヘイお待ち!」とばかりにカウンターに置かれた。特筆すべきは、そばの上に山のように盛られた “肉” と “刻み海苔”。肉と海苔でそばが見えねェェェエエエ
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・名店発見

恐る恐る食べてみると、そばに絡んだピリ辛のつけ汁が先制パンチ。同時に、強いつけ汁に負けない太いそばの風味が口の中に広がる。さらに強い海苔の風味が心地よく、意外に後味はあっさりしている。太麺のそばもラー油もそんなに得意ではないが……これはウマい
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だがしかし。3口目でディストーションがかかりすぎなつけ汁に飽きてしまった。その時、机の上に卵が積まれている大皿を発見。店員さんに聞いてみると、1人1個まで使っていいとのことだったため、生卵をつゆに投入してみると、卵の甘味とまろやかさがつゆのディストーションを和らげてくれた。
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・立ちそば界の二郎

最初、立ちそばにしては値段が高めだと思ったが、食べたらその値段設定にも納得した。メインがそばのためか、イメージとは違って爽やかなのだ。行列のできる理由もよくわかった。

冒頭でお伝えしたように「立ちそば界の二郎」と呼ばれるだけに、食いしん坊にはオススメしたい『そば処港屋』。ただ、普通盛りでも食べ終わった後に「1週間はいらないかな……」と思うくらいゲップが濃いので、心してかかろう!!

・今回紹介した店舗の情報

店名 そば処港屋
住所 東京都港区西新橋3-1-10
営業時間 11:30~17:00、17:30~20:00
定休日 土、日、祝日

Report:立ちそば評論家・中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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▼SAPPUKEI!
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▼肉・肉・肉ぅぅぅううう!!
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▼そばみっけーーーーーー!
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▼生卵を落とすとまろやかに
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▼最後にそば湯を入れてつけ汁を飲んでみたら意外にも甘かった
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▼ハラ・ヘリ・ヘリ・ハラ飯食ったか!?

▼都市ビル天狗が飛んだよ